「一番いいのはホームランですね。」

この日は29日のシャンパンディナーにあわせて伊藤シェフに料理を作ってもらうためにあらかじめ当日のシャンパン(スパークリングワイン)を飲んでいただく予定だったが、伊藤シェフが不在であった。
主宰、胃袋女、女医恵理子、林君が出席した。

今日のワインたちと背景は胃袋女


胃袋女:「気品溢れる女に撮ってね♪」
主宰:「はいはい。。。」


撮っているのはワインなのだが…。
(でも、気品よく取れました。主宰が持っているauの携帯はとてもきれいに写るのです。)


◎クレマン・ド・ブルゴーニュ ロゼ / カーヴ・ド・マルジニー
◎ディエボル・ヴァロワ トラディション / ACシャンパーニュ
◎ディエボル・ヴァロワ プレスティージュ / ACシャンパーニュ


クレマンドブルゴーニュのロゼは単体で飲むと非常においしかったのだが、ヴァロワのシャンパンがあまりに美味しいので霞んでしまった。(ヴァロワと比べるなんてかわいそう…)
黒葡萄(ピノノワール)を使用しているトラディションの方がコクありで力強かったが、上品さ、品格、落ち着き、貫禄ではプレスティージュに軍配が上がる。あとは好みの問題だろう。
ヴァロワのシャンパンは本当にうまい。


さまざまな話題で盛り上がったが、今日の話題で特に印象に残ったのは阪神タイガースの往年の名選手じゃなくて名物選手で代打専門の川藤幸三のはなしだった。
林君は無類の巨人ファンということでほとんどのナイター中継を見ていたということだ。
主宰は父がいわゆるアンチ巨人なので、やはり毎日見ていた。
20年位前だろうか…。とある巨人阪神戦で川藤幸三が解説をしていた日があった。


アナウンサー:「ここはワンナウト三塁ですから、やはり犠牲フライ狙っていくんでしょうか?」
川藤:「いや、一番いいのはホームランですね。」


主宰は子供だったが、常識を覆す解説に腹を抱えて笑いながら川藤を絶賛した覚えがあり、強く記憶に残っていたのだが、なんと林君もその一節を強烈に記憶していたのだった。
共有する感動に思わず握手してしまいました。