迎え飯

昨日のブッフェがたたって朝から胃の調子が悪い。どうも「胃拡張」という症状を起こしているようだ。若い頃はよくやったが、久しぶりの症状だ。
胃拡張の症状とは、暴食で拡張した胃が食べ物を消化した後、おなかがすくとキリキリ痛むというものだ。
幼少の頃、対処法として父から聞いていたのは、


「食べすぎで胃拡張で次の日胃が痛くなったら、食べれば治るよ。」


なるほど、確かに症状は治まるが…。
名づけて「迎え飯(むかえめし)」。
今日は祖父の三回忌で親戚一同仲良く迎え飯!?
これでは痩せるわけないか…。

やってしまった…。2

夜は横浜のロイヤルパークホテルでディナーパーティ。
昨日に引き続きあ〜あ…。

食べてしまうという意味ではあーあだったが、今日のパーティは食べるのが目的ではなかったので満足。
の、はずだったが、食べ物や飲み物の話題になるとついつい余計なことを話してしまう。


岳:「村松さん、このシャンパンどうですか?」
主宰:「これは、白ワインに後付けで炭酸を足してるやつだから、シャンパンじゃないよ。一口飲めば分かるんだよ。」
岳:「へえ〜。これシャンパンじゃないんだあ。」


岳くんは本当に純粋でいいやつです。
それに比べて本当に俺って野暮なやつ…。


胃袋女:「シャンパンだと、注いでからしばらく細かい泡が立つけど、ほら、これはもう泡が出てないでしょ。」


(いつ覚えたんだ?やるな。)


胃袋女の発言は主宰の発言のフォローなので野暮でもなんでもないが、まじでいつ覚えたんだろう?


さて料理だが、ホテルの高いディナーなので味はいい。


胃袋:「おいしい!」
岳:「うまいですよね!」


思わず、


「大給仕だから、一皿一皿に魂が…」


なんて死ぬほど野暮なことを言おうとしたが、何とか飲み込んだ。
でも確かに普段は顔見知りのシェフが主宰とその仲間のために一皿一皿に魂を込めて、作ってくれる。普段なんとありがたい思いをさせて頂いていることか…。


まあ、そんなことはどうでも良かった。


今日のパーティの主催者の中島氏から、出席者全員にプレゼントがあった。なんとフルート(グラス)2本セット。恐らく一番喜んだのは主宰だろう。人生のやる気がふつふつとわいた一日でした。