老夫婦

今日は遅い時間にIZAKAYA VINに行った。あまり混んでなかったのでしげちゃんといろいろワインの話をした。


主宰:「最近あれあいてないの? なんだっけ、名前が思い出せない…。」
しげちゃん:「アルノー・アントですか?」
主宰:「なんで『あれ』で分かんの?」
しげ:「話の流れでそうかなと。」
主宰:「どんな話の流れ?」
しげ:「(いま注いだ)ヴァンサン・ダンセールの話になったので…。」
主宰:「ヴァンサン・ダンセールとアルノー・アントって何の関係があるの?」
しげ:「インポーターが同じなんで…。」
主宰:「は? なんでそんなのから連想できんだよ!? なんか、以心伝心の老夫婦みたいだね(笑)」
しげ:「ははは…(苦笑)」

今日の酒

(白)ドメーヌ・メオ・カミュゼ オート・コート・ド・ニュイ クロ・サン・フィリベール 2004 モノポール
いつもどおり美味い。いつ飲んでも美味い。


(赤)シャトー・レオヴィル・ポワフェレ 1978 ACサン・ジュリアン(メドック2級)
優しいまったりとした味が、熟成を経てさらにやわらかい飲み口になっていて良かった。


(白)ドメーヌ・トラペ ピノ・グリ ゾンネングランツ 2007 ACアルザスグランクリュ
一言で言えばトラペらしいクソ真面目な味。良くも悪くも、テロワール、ヴィンテージ、品種より、ジャン・ルイ・トラペの哲学が優先した味になっている。ジャン・ルイ・トラペのワインを飲むといつも、「もっと肩の力を抜けばいいのに…。」と思ってしまう。


(白)ドメーヌ・ヴァンサン・ダンセール ムルソー レ・コルバン 2007
主宰:「これってただのムルソー?」
しげ:「村名格ですけど区画の名前がついてます。」
主宰:「ムルソーのどの辺?」
しげ:「えーと…。」
主宰:「じゃあ、味で当てましょう。」


3階にムルソーの地図を取りにいくしげちゃん。


しげ:「わかりましたか?」
主宰:「北の方(ヴォルネイ寄り)の下の方?」
しげ:「おお、さすがですね!」


ムルソールージュの上あたりかと思っていたらドンピシャだった。