美味しそうな名前

今日はRMのブルゴーニュ試飲会に行った。
RMでたまにお会いしていたいつもマールを飲んでいるおじさんが今日も現れた。


amyによれば、そのおじさんはRMで主宰に会うのをとても楽しみにしてくれているとのことだった。そのおじさんはRMの前身の店からのお客さんで、RMにも来てくれるようになったのだと言う。
ところが、何回も来てくれているおじさんの名前をamyはいまだにわからないのだと言っていた。


主宰:「あの〜、お名前お伺いしていいですか?」
おじさん:「ちょっと変わった名前なんですが…、『みつぼし』といいます。三つの星で『三星』です。」
主宰:「おお! 美味しそうな名前ですね!」
amy:「すばらしい名前ですね!」
三星:「いやあ、子供とかは恥ずかしがって嫌がってるんですけどね…。」


その三星さんは、普段ならマールを飲んで帰ってしまうが、ここ数回はシャンパンを飲んだり、いつもと違うマールも飲んでみたりなど、徐々にワインに興味を持ち始めた矢先だった。


三星:「あれ、今日はこんなにボトルが並んでいるということは何かのイベントですか?」
amy:「はい、ブルゴーニュの試飲会をやってまして。よかったらいかがでしょうか?」
三星:「でも、終電が近くて時間無いしなあ…。」
主宰:「じゃあ、15種全部じゃなくて5種で3000円とかでどうですか?」
マッキー:「いいんじゃないですか?」
amy:「じゃあ、その5種は村松さんが厳選していただくということで。」


ところが、飲み進むうちにいろいろなワインを飲むのが楽しくなってきたようで結局終電はなくなり、三星さんは全種類堪能したのだった。
三星さんは、最初はお猪口で日本酒を飲むかのようにワインを飲み干していたのだが、酔っているわけではないのに徐々に飲むペースが遅くなっていき、誰から何を教わったわけでもないのに気に入ったワインにいたっては5分間香りだけを楽しむという非常に通な楽しみ方をしていた。天性のグルメの才能が三ツ星さんをそのような行動にさせたのだろう。名前は伊達じゃない。

今日の酒は工事中

(泡)
(白)
(白)ドメーヌ・パトリック・クレルジェ サントーバン 1989
(赤)メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール ブルゴーニュ 2006
(赤)
(赤)
(赤)
(赤)
(赤)
(赤)
(赤)ドメーヌ・ローラン・ルーミエ クロ・ド・ヴージョ 2002
(赤)ドメーヌ・ジョルジュ・リニエ ボンヌ・マール 2005
(赤)ドメーヌ・デュポン・ティスラン ジュヴレ・シャンベルタン 1er カズティエ 2002
(赤)
(赤)ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フィス ラトリシェール・シャンベルタン 2006