間抜けな主催者
今日はベルトラン・アンブロワーズの会を開いた。ワイン会において今日ほど至らなかった日はないのではないか…。
・今日はプロのソムリエの真充が来てくれていたので、温度管理とサービスなどは全てお任せしてしまっていた。
・秀美がいろいろと面白いことを言ってくれていて、肝臓日記にふさわしいネタをたくさん提供してくれていたにもかかわらず、酔っ払ってほとんど内容を覚えていなかった。
・ベルトランアンブロワーズのブルゴーニュルージュを出すはずだったが、実家に置いてきぼりになっていた。かわりにルネルクレールのブルゴーニュルージュをあけた。ベルトランアンブロワーズが一本減ってしまったが、偶然にハーフのブルゴーニュブランがあったのであけて、7人で7.5本飲むことになった。
今日の飯
マヤが工事中
今日の酒
(白)ドメーヌ・ピエール・モレ ブルゴーニュ・アリゴテ 2006
特別な造りではないが、最下位キュヴェ手を抜かないドメーヌの姿勢は感じられた。収量をそれほど抑えたわけではないが、アリゴテの特徴を生かした丁寧な造りが楽しめた。
(白)ベルトラン・アンブロワーズ ブルゴーニュ 2005
ヴィンテージによる力強さが、しっかりとした味に仕上げる蔵のつくりとマッチしていて美味しかった。
(赤)ドメーヌ・ルネ・ルクレール ブルゴーニュ 2007
こちらはヴィンテージの所為か、ルクレール家としては薄いワインだった。今飲むのに丁度良かった。
(白)ベルトラン・アンブロワーズ サン・ロマン 2002
いいヴィンテージのはずだが、酸の少なさゆえか今が飲み頃だった。もう少し骨格のあるしっかりとしたつくりを期待していたが、柔らかさを楽しむワインだった。
(赤)ルー・デュモン サヴィニー・レ・ボーヌ 2004
いいワインだと思うが、中田さんのワインを飲むといつも買い葡萄の限界を感じる。もうそろそろ畑を持ってもいいのではないか?
(白)ドメーヌ・ジャン・イヴ・ドヴヴェイ シャサーニュ・モンラッシェ 2005
とてもいいワインだったが、空気に触れて香りが出て味がふくよかになる前に飲み終わってしまった。もったいない。
(赤)ベルトラン・アンブロワーズ シャルム・シャンベルタン 2004
買い葡萄故か、熟成が早く今が丁度飲み頃だった。美味しかった。きちんとシャルムシャンベルタンの味がして良かった。
(赤)ベルトラン・アンブロワーズ クロ・ド・ヴージョ 2004
もの凄く硬く、飲み頃は当分先だったのだろうと推察した。この蔵の特徴として濃く造ってくることがあげられるが、そういう蔵にありがちな早飲みタイプの浅い味では決してなく、好感が持てた。もう一本買っておけばよかった。
参加者
志津香、秀美、信一、真充、マヤ、茂呂シェフ、主宰