昼下がりのランチ

運河から見た外観

今日は白金台のルカンケのシェフの壮一とソムリエールの白裕子と天王洲のT.Y.HARBOR BREWERYでランチした。本当はどこかフレンチに行こうとしていたのだが、月曜のランチは休みのところが多くて、めぼしいところに電話をかけても予約が一杯だったりしてなかなか見つかりませんでした。
白裕子に下駄を預けると、このあと新宿御苑前に用があるというのに天王洲の店にしようという。しかもフレンチじゃない。それどころかビール中心のアメリカンダイニングだった。


入ってみると、いかにもという感じだったが悪くない。日当たりのいい運河を臨むテラス席に通されてとても気持ちがいい。
恐らくこの3人が普通に店を選べばフレンチになるのだろうが、苦肉の策でないとこの店に来ると選択はなかったはずで、やはり自分の思考と嗜好で凝り固まると視野が狭くなるのだなと反省したのでした。


やはりこの3人の話題は食に関するものばかりだった。主宰はとても楽しい時間だったのだが、いまをときめく白金で一番流行っているフレンチのシェフを捕まえて食の談義だなんて自分はいったい何様なんだ? とまたも反省したのでした。

今日の酒

(麦泡)ハニーエール
醸造の段階で蜂蜜を入れて造るビール。発酵の過程で甘さはなくなるが、蜂蜜っぽい苦味と香りは残っている。しっかりと味がついた鶏肉の塊の煮込みとよく合った。