舌が肥えてきた

今日は本牧の大佳子の広いマンションで主宰プロデュースの大佳子主催のワイン会があり、主宰はワインの選定と7割の料理を作った。


会費がそれほど高いわけではないので安くて美味しいワインを中心に選ぶことになるが、大佳子と大佳子の友人たちはワイン関しては初心者がほとんどなので、以前はカリフォルニアワインなど、舌に直接訴えかけてきてわかりやすいワインを選んでいた。
ところが今回、主催の大佳子が主宰の紹介でヴィノスやまざき渋谷店でワインを買うようになってからずっと飲んでいたというストーンヘッジのテロワールセレクトを今回も入れようとしたら、それはもう飽きた(3ヶ月の間に15本近く飲んだらしい)とのことで、店員から薦められたモンテファルコロッソがお気に入りになったとのことでラインナップに入れるように依頼があった。


大佳子ももしかしたらワインを本格的にわかってきたのか?
少しうれしかった。


そして会が始まってびっくりした。基本的にどのようなワインでも飲んでくれる気さくな会だし気さくなメンバーなのだが、以前は濃いワインばかりが受けていたのが、ラグラーヴのヌーヴォーなど、ミネラルをしっかりと味わえるワインを美味しいといっている人たちが増えていることに気づいた。そして、大佳子が気に入っているモンテファルコロッソを飲み始めると、皆が「お〜! これはうまい!」と感嘆の声をあげた。まさかこのメンバーでこのワインが受けるとは思っていなかったので、短期間での舌の進化に驚いた。


現時点では主宰がつくった料理を喜んでくれているようだが、だんだん舌が肥えてきた…。現時点では経費等の関係で見合わせている茂呂シェフやK太の出動も検討しなければならないかもしれない。そうであれば、それはとても良いことだ!

今日の酒

(西泡)グランバロン カヴァ ブリュット NV
(仏白)ドメーヌ・ラグラーヴ ヴァン・ヌーヴォー・ブラン 2008 VDP
(西白)ヴィラデジョプス・ブランコ 2005 DOペネデス
(米白)パライソ ディアリッチ シャルドネ 2006
(米赤)パライソ ディアリッチ ピノ・ノワール 2007
(伊赤)アダンティ モンテファルコ・ロッソ 2006 DOC
(伊赤)アダンティ サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 2003 DOCG
他、全17本