やっとあいたワイン

今日は夕賀と高田馬場のヴィノーブル・カフェに行った。


夕賀:「あたし、今度コンクールに出ることにしたんです。」
主宰:「コンクールって、ワインの?」
夕賀:「ハイそうなんです。」
主宰:「がんばんなよ。どんなコンクールなの?」
夕賀:「イタリアワインのコンクールなんです。」
主宰:「えっ? そうなの? じゃあ、丁度よかった。今日はずっと店に預かってもらっていたイタリアワインの古酒をあけようと思っていたんだよね。」
タ賀:「ホントですか? やったね! あたしもイタリアワイン持ってきたんです。サッシカイアのセカンドですけど。きっと美味しいと思うんですけど。」

ホームパーティ

オーナーソムリエの巌:「村松さん、うちでホームパーティやろうよ!」
主宰:「ここ(店)で? 日曜にやるってこと?」
巌:「そうです。」
タ賀:「あたし、今月日曜誕生日だ。」
巌:「じゃあ、うちでパーティやっちゃう?」
主宰:「やる?」
タ賀:「ホントですか?」
巌:「じゃあ、僕が料理で村松さんがワイン選ぶ感じですよね?でもメインは茂呂さんに作って欲しいなあ。」
主宰:「それは聞いておきます。とりあえず詳細はあとで詰めるとしてやる方向で。」


まさかこんな展開になるとは…。

今日の酒

(白)ヴェネツィア・フリウリ・ジュリア州のピノグリジョ 2003 蔵不明
イタリアで作るピノ・グリージョは、果皮が厚くなるのでその分の渋みが出る。気温が高い分、酸が乗らないが、果実味中心の味としてはとてもよくまとまっていて素直に美味しい白ワインだった。


(赤)ルンガロッティ "ルベスコ" トレジャーノ・ロッソ・リゼルヴァ 1987 DOCG
この酒を23年寝かせて飲む人など世界中でどこを探してもいないのではないか? 主宰は11年前にプレゼントでもらって、10年実家の縁の下で寝かせて、1年半ヴィノーブルカフェのセラーで眠っていた。よってコンディションは完壁だった。熟成の状態も最高で、本当に美味しかった。


(赤)サッシカイアのセカンド2003
とても優等生的な味で、トレジャーノロッソとは全くベクトルが違うワインだった。対比が楽しめた。