温泉でまったり

今日は湯河原温泉でまったりした。
島崎藤村がよく泊まっていたという伊藤屋という老舗温泉旅館です。


温泉でまったりという目的は達成したが、海沿いに近いので避暑にはならなかった。ただ、夜は良い風が通って気持ちよかった。


宿の人:「夜は暑いですし、猿が出ることもあるのでお休みになるときは戸締りをなさって冷房かドライがよろしいかと…。(猿は)集団で現れて結構凶暴なんですよ…。」
主宰:「俺は冷房は嫌いだし、猿なんか俺がやっつけてやる!」


と威勢よく堂々と窓を開けて寝床に入ったが、ほどなく遠くから鳴き声が…。


(キャッキャッ!)


怖くなって鍵閉めて冷房かけて寝ました。弱っちい…。

抜かりがない

旅館は、特に何がというということはなかった。何かワクワクするものはない。ただ、心の底からくつろげた。
何故かよく考えて見ると、不満が全くないことに気がついた。初めての宿であれば、なんらかの小さい不満のようなものがあるのが普通だが、そういうことを全く考えずに過ごせた。


・どこで寝転んでも問題なさそうな完璧な掃除
・冷たいものは冷たく、熱いものは熱く出てくる料理。
・従業員の不自然でない笑顔の挨拶
・適温の湯


万事において抜かりがないのだ。食事も敢えて必要以上に五感を刺激しないようにしているようにすら感じられた。ただ、素材はかなり良いものを使っているのは分かったが、それは普通のことであり前面には出てこない。
老舗旅館とはいままであまり縁がなく生きてきたが、これが伝統のなせる業なのか?

交通の便

小田原より先なので電車の本数はそれほど多くないが、湯河原駅から湯河原温泉郷までのバスの多さには驚いた。1時間に6本もあるのだ。
所沢の実家へ行く駅からのバス路線より多いなんて…。
観光地としての気合いはわかるが、なんか風情がないような…。

今日の風呂

16時半から露天風呂(貸切)
21時半から半露天風呂(貸切)

今日の酒

3種の日本酒ちょっとずつセット。
内容は忘れました。

今日の飯

ゆずの食前酒
和風コーンスープと冬瓜
マグロの中トロ(おそらく本まぐろかミナミまぐろ)、甘海老、ウニ、イサキの造り
小海老の煮付け、うなぎの寿司、サザエの煮付け、枝豆の前菜
焼き物(鮎)
揚げ物(カマスのフライ)
洋皿(牛のたたき)
ソーメン
ご飯
つみれの赤出汁
杏仁豆腐

写真

たくさん撮ったが、「これだ!」と突出して印象に残った写真がないので、敢えて載せないことにしました。

朝食(7日)

卵焼き
アジの干物
まぐろのやまかけ
白だしみそ


何気なくまぐろのやまかけを食べると、夜と同じ大トロに近い中トロに自然薯がかかっていることに気がつきました。