しげちゃんに騙された

bebian912009-06-09

昨日しげちゃんに、5回くらい「明日もお待ちしています。」と言われたが、どうせ来ないとタカをくくっているだろうから、行くことにした。


しげ:「あっ…、いらっしゃいませ。今日もお見えになったんですね。」
主宰‥「『フレミエの2日目が凄く美味しいから来い』って100万回言われたから飲みにきたよ。」
しげ:「あっ、すいません!1時間前になくなってしまったんですよぉ。」
主宰‥「2日目のフレミエを飲むためにわざわざ来たのにどうしてくれる? これはしげちゃんのおごりでなんかうまい酒飲ませてもらうしかないな(笑)」
しげ:「まさか本当にいらっしゃると思っていなかったんで…。」


マスター:「いらっしゃいませ。今日もお見えになったんですね。」
主宰:「しげちゃんが2日目のフレミエがうまいから来い、って言ってたから来たのに無いとか言ってるから、しげちゃんのおごりでなんかうまい酒飲ませてくれたら許してやろうかなと思ってるんですよ(笑)」
マスター:(笑<10%だけ苦笑>)


その直後、3階担当の若い店員がフレミエのボトルを持ってきた。最後の澱の部分が残っていた。IZAKAYA VINは最後の部分は注がないので、これが出てきたということは澱の部分はくれるということだ。


ママ:「あら、いらっしゃいませ。連日ありがとうございます。」
主宰:「しげちゃんが2日目のフレミエがうまいから来い、って言ってたから来たのに無いとか言ってるんですよ。まんまと騙されました。でも、最後の澱をくれるみたいだから許してやろうかなと思ってるんですよ(笑)」
ママ:(笑<苦笑85%>)

今日の洒

(白)シャンソン シャサーニュ・モンラッシェ 1er 2007
主宰:「これ、いけますねえ…。ネゴシアン物ですか?」
マスター:「ネゴシアンってったって、まずい酒ばっかり造ってたら商売になんないんだから、最近はみんながんばってますよ〜♪ ルイ・ラトゥールとかルイ・ジャドーとかは金持ってますからねえ、安定した品質という意味では本当にいいですよ!」
主宰:「フェヴレとかブシャールとかもそうですよね。」


この後、マスターは10分間にわたってブルゴーニュのネゴシアンのすばらしさについて語ってくれた。


(赤)ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィーユ ヴォルネイ 1er フレミエ 2001 2日日の澱
2日目が美味しいというのもうそだったではないかと思えるほど頑丈だった。それだけいい酒だということだろう。ご馳走様でした。


(赤)ドメーヌ・ギスレーヌ・バルト シャンボール・ミュジニー 1er オー・ボー・ブリュン 2004(写真)
派手すぎずツボを押さえたシャンボールのひとつのお手本ともいえるような印象だった。上品だが、かなり直接的に舌に語りかけてくるようなところがあり、こういうところは(生産者が)「女だな…。」と思える。

明日がうまい

帰り際に何かまた新たにブルゴーニュが開いているのが目に入った。


主宰:「あれはなんですか?」
マスター:「ジョセフ・ロティのジュヴレ・シャンベルタン 1erの2002です。いま良いですよ!」
主宰:「今日はもういいや。」


しげちゃんが後ろから接近してきた。


しげ:「明日うまいですよ〜(笑)」


その手には乗らない(笑)