主宰が見ていたものは…。

bebian912008-08-09

今日はオー・レギュームでランチした。
美和子に付き合ってもらって、お酒も飲んだ。
やっぱり五十嵐料理は旨い。

今日の酒

(赤)ドメーヌ・コンフュロン・コトティド ニュイ・サン・ジョルジュ 2003
とても美味しい酒だったが、低温浸漬法の特徴がニュゥサンジョルジュの特徴に勝ってしまっていたのが惜しい気がした。半年前に飲んだジュヴレシャンベルタンもそうだった。ともに2003だったからか?
この蔵には注目しているので、他のヴィンテージやグランクリュなども飲んでみたいと思う。(みんなあります。全部であと5本。)

ボトルの中身

オー・レギューム出て、近くのオーガニックワイン専門店「MAVIE」に向かった。先日のオーレギュームでワイン会をやったときに隣のワイン会の参加者の中にこの店で働いている人がいたのでずっと行こうと思っていたが、今日やっといくことができた。
店に入ると、先日店で会った野口さん(女性)がいた。
店内はあまり品数は多くないが、面白そうなワインはいくつかあった。そのなかで候補として下記をあげた。


・ソミュールシャンピニー1997
・ブルグイユ2004
・コートドプロヴァンス2001


上記の酒をボトルを蛍光灯に透かしたりして状態を調べた。
今日は店には野口さんしかいなかったが、店は繁盛していて接客で忙しそうだったので、待っている間何度も蛍光灯に透かしたり、ボトルのコンディションを見たりしていた。
しばらくすると、やっとお客が引けてきて、主宰が接客してもらえる番が回ってきた。


野口:「いらっしゃいませ…。あれ、どこかでお見かけしたような…。」
主宰:「オー・レギュームでワイン会やったときにお会いしてますよ。」
野口:「ああ!」
主宰:「いま、この3本のうちどれかを買おうと思っているんだけど、この97のソミュールシャンピニーってどうですか?」
野口:「ああ、すみません、これは見本なのでヴィンテージが違うんですよ…。」
主宰:「ええ?そうなの?残念…。」
野口:「すみません…。」
主宰:「って、もしかして見本ってことは中身も見本? だよね。キャップが全部締めなおした痕があって緩んでる感じだもんね…。」
野口:「はい、そうです。中身は焼酎に色つけてあるだけなんです。」
主宰:「やっぱり…。ワインのコンディションを調べようと思って一生懸命蛍光灯に透かしたりしたのは全部徒労なわけね…。」
野口:「うちのワインはすべてSO2が本当に最小限なので常温で置いておくのはお勧めできないのでそのようにさせていただいてます。」
主宰:「そうだよね…。」


結局ソミュールシャンピニーを一本買って、グラスであいていたクレマンダルザスのロゼ(ピノ100%)を飲んで帰った。