隣のワイン会
今日は赤坂のオー・レギュームで「ピエール・ダモワの会２」を行った。
席の配置
<奥列> 英彰、マヤ、美輪、祐亮、浩志<手前> 穣、蘭子、主宰、奈々子、文博
今日は祐亮と奈々子が夫婦で参加した。婚約したときから熱くてワイン会でいちゃいちゃしていたので、この夫婦が参加するときにはいつも向かいの席に配置している。
でも今日はそのネタをばらしてしまったので、次回からは並びか向かいか別々か選ばせてあげることとしよう。
ルーチェを発見
主宰は10人でワイン会を行っていたが、隣のテーブルでも5人で持ち寄りでワイン会をしていた。
主宰：「おっ！ルーチェじゃん♪飲みたいなあ。シャンベルタンと交換しょうかな？ 誰が持ってきたやつか聞いてきて。」
店員の香織：「分かりました。」
と言ってもA型の香織はなかなか行動に移せない。
主宰：「いいや、自分で話すわ。」
話したところ、シャンベルタンとルーチェの交換は一瞬で快諾された。
持ち主：「実は、ずっと台所の高温のところに置いてしまったんで、ちょっとコンディションが悪いんですよね…。」
主宰：「あっそうですか。じゃあ、僕が直しますんでサーブ任せていただいていいですか？」
持ち主：「はい、是非お願いします。」
ルーチェは店に来ている時点で冷房の効いた「常温」なので、温度は既に低くなっていたが、持ち主が言うようにルーチェが「熱の気」を帯びているように感じられたので、氷で冷やしてからデカンタしてコンディションを整えた。
デカンタからのサーブも隣のテーブルで勝手に主宰が技をかけながら行った。
そんなこんなで名刺を交換し、ワイン会の案内をすることになった。また飲み仲間が増えたかも♪
よく飲みました
(白)ドメーヌ・ラモネ ブルゴーニュ・アリゴテ 2006
酸っぱくなくてそれなりに果実味がある、モダンな良くできたアリゴテ。普通のより少し美味しいが、ラモネだからという特別な何かはなかった。
(赤)ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ 2004
大手ネゴシアン物のACブルゴーニュは様々な村の葡萄を混ぜてあるので、バランスが良くて美味しい場合が多いが、これはそうでもなかった。と思っていたら英彰が後から「開いて美味しくなりました！」と騒ぎ出したので、飲んでみたら確かに旨い！
「バランスがいい」という以上の品質に驚きました。
(白)ドメーヌ・ポール・ペルノ ブルゴーニュ 2006
村名の過熟した葡萄が混ざっているのではないかという推測される酒。確かに旨みは村名にしては相当あるが、いかんせん甘ったるすぎた。キンキンに冷やして飲むとちょうど良かった。いいヴィンテージの物を飲んでみたいと思いました。
(赤)ルモワスネ サントネ 1995
ルモワスネはいつも素晴らしい。コストパフォーマンスも素晴らしい。
(白)ドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサ シャブリ 1er ラ・フォレ 1999
これが、シャブリ三指の生産者のシャブリか！と思わせてくれる構造感とミネラルの演出が心憎かった。旨かった。
(赤)ドメーヌ・ピエール・ダモワ ジュヴレ・シャンベルタン クロ・タミゾ 2001 モノポール
5日前に飲んだが、やはり美味しかった。
(白)ドメーヌ・エチエンヌ・ソゼ ピュリニー・モンラッシェ 1er シャン・カネ 1999
堅牢な構造感が伝わってくる、真面目な酒だった。とても旨いが、あと3〜4年寝かせるべきだった。
(赤)ドメーヌ・ピエール・ダモワ シャンベルタン 2001
6日前に飲んだが、やはり今日も美味しかった。
(赤)ドメーヌ・ピエール・ダモワ シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ 1994
熟成も手伝い、飲み頃を迎えていた。蔵の当主が現在のピエールに変わって2年しか経っていないので、2001年のような洗練はないが、意気込みというか気合というかそういう類の気が感じられた。
VVの区画ではないので、味の深みがもう少し欲しいような気がしたのだが、全体的には楽しめた。機会を作ってVVを飲んでみたいと思いました。
(泡)タートヴィナージュ クレマン・ド・ブルゴーニュ 2002 カーヴ・ド・マルジニー
予備ワインとして用意。主宰の定番だが、これが最後の一本。
(赤)ルー・デュモン レア・セレクション シャンボール・ミュジニー 1er レ・シャルム 1989
予備ワインにしては相当贅沢だが、あけてしまいました。旨いです。ただ、開く前に飲んでしまった感じがした。1989なのにまだ若さを保っているし、状態もとても良かった。酔っていて味も良く分からなくて勿体無かったかも…。
(赤)ルーチェ 2001 DOC
旨いブルゴーニュを飲みながらこういう酒を飲むと違いが際立つが、何か場違いな感じもした。でも、やっぱり分かりやすくて旨い。まだガチガチだったので隣のテーブルに出張してまでいつもの技を使ってしまいました。
写真
mixiに載せました。
