思いはなかなか伝わらない…

bebian912007-09-10

先日買ったACブルゴーニュの白ワインについて、裏ラベルの話は書いたが生産者のことは書いていなかった。
その名はドメーヌ・ルフレーヴ。
恥ずかしながら主宰はその蔵については何も知らなかった。


あるとき、主宰は読売新聞のサイトの「ワインニュース」を見ていた。
すると、多くの賛辞らしき言葉が目についた。


「ピュリニー・モンラッシェの至宝」
ブルゴーニュ最高の白ワイン」
「イギリスのワイン専門誌の白ワインランキングで世界NO.1」


(ふーん、すごい蔵があるもんだ。いつか飲んでみたいな…。ルフレーヴって言うのかあ…。)


5秒後。


(ん?どっかで聞いたような…。まてよ…。)


縁の下に寝かせた白ワインを確認した。


(あ!これ、ルフレーヴじゃん♪ そうか、だから文博は主宰に強力にプッシュしたのか…。いくら1995年で熟成の状態がいいといっても、ACブルゴーニュで8000円弱は高かったよなあ…。裏ラベルが面白いから思わず買っちゃったけど、この蔵ならしょうがないかっていうか、1995が手に入るなんてある意味プライスレス的な価値があるのかも…。)


主宰:「この前買ったブルゴーニュの白のルフレーヴってすごい蔵なんだなあ!」
文博:「そうですよっ!村松さんがいらっしゃる度に何回も『世界一』とか『ブルゴーニュで最高評価』って言ったじゃないですか!」
主宰:「へっ?教えてくれてたの?全然覚えてないや…。」
文博:「ホントですか?10回は絶対に言いましたよ。」
主宰:「そうなの?」


中略


主宰:「人の思いってのはなかなか伝わらないね。これからもそういうことがあると思うから覚悟しとくといいよ。まあ、それが楽しいんだけどね…。」
文博:「はい、覚悟は出来てます。」


(中略のあとは内輪ネタです。)

面白い裏ラベルその2

ということで、今日もブルゴーニュの白ワイン買ってしまいました。ルフレーヴのピュリニー・モンラッシェ1erクラヴォワイヨン2000。


文博:「これはあと5年寝かすととんでもないことになりますよ!」
主宰:「わかった。5年寝かすよ。わくわく…。」


このワインの裏ラベルはACブルゴーニュよりさらに面白い。なんと、果実の断面図が載っているのだ(右上の写真)。如何に優れた果実であるかが解説されているのかと思いきや、エノテカの女性店員に聞いたところ、酒質や味、香りについて書いてあるとのことだった。いったいこの絵は何の意味が…。これも酒としてもすばらしいらしいが、この洒落た裏ラベルがB型の主宰の遊び心をくすぐったので買うことにした。(15000円強)