結局ワイン

bebian912007-07-17

今日は新宿にいたので、たまには居酒屋ということで駅のすぐそばのビルの8階の「響」に行った。
最初は黒ビールを飲んでいたが…。


美絵:「あたし…、赤ワインがいいなあ。」
主宰:「あっそう。まだ飲みはじめだし、なんかボトルにしようか。」


と結局ワインを飲むことになった。
メニューを見るといろいろとあったが、和食ということであまり濃いワインは良くないということでまずは目に付いたのが「メルキュレー5500円」だった。


主宰:「これって何年?作り手は?」
店員の真(まこと)くん♂:「ブシャールの2004です。」


即答だった。この男、やりそうだ。


真:「ブルゴーニュでしたらいいのがあるんですよ。」


と言ってセラーのあるほうへ行ってしまったので、主宰も勝手についていった。


真:「これ、どうですかね?以前メニューに載せてたんですけど本数が少なくなったのでずっと寝かせてたんですよ。8500円なんですが。」
主宰:「あっ、これいいね!これでお願いします。」


結局、
(赤)モンジャール・ミュニュレ ヴォーヌ・ロマネ 2000
を飲むことになった。


香りは非常にいい。口に含むと非常にこなれていて口当たりがいいが、「ヴォーヌロマネ」にしては少し物足りない感じもした。


「響」は居酒屋なのにサービスがいいので(高いから当たり前といえばそうだが)、グラスのワインが減ると真が継ぎ足してくれる。


主宰:「君も少し飲めば?」
真:「いえ、仕事中なので…。」


まあ、確かに大きな店なので難しいのだろう。ただ、意図としては真くんにおすそ分けするのではなく、酒のポテンシャルをイメージし酒を美味しくして欲しかったのだ。なので、その後真が継ぎ足そうとすると、


主宰:「ああ、いいです。自分でやりますから…。」


と言って、それからはずっと主宰が注いでいた。


美絵:「あれ? 味にコシが出たっていうか…。美味しくなりましたよね。なんでですか?」
主宰:「北斗孫家拳を使ったんだよ。」
美絵:「?」
主宰:「気を操る拳。僕のは酒を美味しくするだけだけど。」
美絵:「?????」


あとから聞けば、真はソムリエ修行中でワインのバイヤーになりたいのだという。主宰はそういう知り合いが多いので、何人か紹介してあげようと思って赤外線した。
また飲み仲間が増えたかも♪