行き違い

今日の夜は時間があったので、一昨日タクシーで知り合った文博が働くエノ○○銀座店に行ってみた。店でチーズを買おうと思っていたが、店は既に閉まっていてワインバーだけが営業中だった。


カウンターに座ってメニューを見てみたが、あまり酒の種類は多くない。
迷っていると、店員が裏メニューがあるということを教えてくれ、裏メニューの南仏ワインを飲んだ。期待したが、味はやまやで2本千円で売ってそうな感じだった。


ここで文博にメールを打ってみた。


主宰:「いま、○○テカ銀座店にきてみました。ワイン飲んでます。」


もう一杯白ワインを頼んで、飲んで待っていると文博から返事がきた。


文博:「今日は早番で18時に上がってしまいました。いま渋谷のヴィノスやまざきに来ています。」


なんという行き違い…。
白ワインをさっさと飲んで渋谷へ向かった。


白ワインも裏メニューで「プロヴァンスの白」ということで飲んでみた。まあ、プロヴァンスでこの味なら1200円か1300円、どんなに高くても1800円だろうと思っていた。


主宰:「これ、面白い味ですねえ。いくらなんですか?」
店員:「はい、こちらは3500円でございます。」
主宰:「ブッ…!」


悪代官と組む越後屋すら真っ青だ!


ワインバーの会計も、なんと上記の2杯で2700円!
ここまで来ると経営者を尊敬するしかない。

馬鹿売れ

文博は久しぶりの早番ということで、いろいろとワインショップを探検していたのだそうだが、一昨日主宰と話をしているのでやまざき渋谷店を偵察に行ったのだという。


主宰がやまざきに到着した。ちょうどカウンターが空いていた。


主宰:「さて、飲みますか。」
文博:「え、飲むんですか?」
主宰:「そうだよ。君は勉強中だからブラインドね。」
文博:「ええっ!すげー緊張してるんですけど、俺…。」
主宰:「あっそう。じゃあ頑張って。」
文博:「まじですかあ〜。」


(白)パライソ ハート・オブ・クラウディア シャルドネ 1380円
文博:「これすっきりしてて良い感じのシャルドネですね。」
主宰:「で、いくらだと思うわけ?」
文博:「自分で買うなら1500円ですけど…。」
主宰:「店なら?」
文博:「ウチなら3000円でもいけると思います。」


(赤)アダンティ ロッソ・ディ・モンテファルコ 2680円
文博:「これ、いいですよね。ただのキャンティじゃないですよね?」
主宰:「あ!分かる?若いのにさすがだねえ。キャンティとは全然違うけどサンジョヴェーゼ80%で、残りはサグランティーノと言う地場品種なんだよ。これはね、2680円なんだよ。」
文博:「安いですね〜!」
主宰:「○ノ○カならいくらで売れる?」
文博:「4000円は軽く超える値段にするでしょうね。3500円なら馬鹿売れですよ!」


文博もエ○テ○が越後屋(以上)であることが分かっているかのような話しっぷりが面白かった。