評価が高くない蔵

bebian912007-07-07

評価が高くない蔵


今日はまどか主催のワイン勉強会が行われた。いろいろと飲んで楽しかったのだが、今日のワインの中で非常に印象に残る一本があった。


(赤)ジャン・ピエール・トルシュテ コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2002


赤はACブルゴーニュ、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ、ボーヌ、そしてデュガのジュヴレ・シャンベルタンの順に出そう思っていたのだが、開始前に味を確認すると、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュの、下手な一級畑より芳醇で濃厚なミネラルに驚きまくったので、ボーヌを先に出すことにしたのだった。


(こ…、これで3000円?)


他にもムルソー1erとかデュガがあったので、これだけがおいしかったという訳ではないが、驚きという点で、「ジャン・ピエール・トルシュテ」という生産者が脳裏に深く刻み込まれたのだった。


なぜこのような凄いワインが安いかというと、評論家達はGrand Cruや1er Cruを所有する蔵のワインばかり試飲するので、畑の名前がつく畑を持っていないトルシュテのようなワインはワイン専門誌などに点がほとんど載ることが無いのだという。是非今後も飲まないで欲しいものだ。

やまざきワインの申し子

ワイン勉強会でかなり酔っ払っていたが、17時からの無料試飲会に出席するため、やまざき渋谷店に行った。そして真っ赤な顔のままカウンターに座った。


店員の愛ちゃん:「真っ赤ですねえ。」
主宰:「真昼間からデュガのジュヴレ・シャンベルタン飲んでました。うまかった〜♪」
典子(隣に座っていた女性):「デュガ飲んでらしたんですか?」
主宰:「デュガ知ってんの?」
典子:「はい、名前だけですが。飲んだことは無いんです…。」
主宰:「うまいよ〜。」


主宰:「初めて来るの?」
典子:「はい、この店は全然知らなかったんですが、たまたま来てみたらいい感じの店があったので寄ってみました。」
主宰:「どんなワインが好きなんですか?」
典子:「ブルゴーニュが好きです。あとボルドーならメルローが好きなので、サンテミリオンとか右岸が好きですよ。」
主宰:「右岸なら、この店はポムロールでいいのがあるし、コート・ド・カスティヨンとかブライとか普通は売っていないようなマニアックなのが多くて楽しいよ。」
典子:「そうなんですか?いいですねえ。あと、あたし…、実はラングドックが大好きなんですよねえ…、あんまりご存じないと思うんですが…。」
主宰:「はあ?ホント? いえいえ、よく存じ上げてますよお!!! この店はラングドックたくさんあるから好きな人にはたまらないはずだけど。」
典子:「そうなんですかあ!? あと、あたし…、これは誰にもわかってもらえないんですけど…、南西地方が好きなんですよねえ…。」
主宰:「え?カオールとかマディランとかガイヤックが大好きなの?」
典子:「はい…。」
主宰:「君は本当にいい趣味をしている!毎日来るといいと思うよ!」
典子:「そうなんですか?」