ハケンの品格

主宰は名刺を5種程度持っているが、一応月〜金の日勤帯はN電気という会社に「ハケン」で行っている。


ハケンの品格」という番組は見ていないが、どうも「正社員vs派遣」という構図になっているらしい。そして、いろいろな資格を持つスーパー派遣社員が自給3000円なのだという。


主宰の場合、対立しているという構図は思い当たらない。というか無い。仕事上での区別はほとんど無いと言っていい。事務の派遣さんなどなら雑用係であることが多いが、主宰の役回りは営業であり、顧客から見れば誰がどう見ても正社員に映るようだ。
主宰は特に資格が多いわけではないが、篠原涼子が待遇面で「スーパー派遣社員」なら、主宰はその上を行く「ウルトラ派遣社員」と言ったところだろうか。


ただ、実際に書類の作成が早かったり、仕事の進め方が特段に早かったりなど、実務上の特技があるわけではない。
でも主宰が「ウルトラ派遣社員」でいられるには理由がある。


ある日、儲かりまくりのK社と打合せをする際、N電気側は営業部の部長、マネージャー、開発部のマネージャー、主任、子会社のエキスパートなどそうそうたるメンバーで臨んだ。
そして、その打合せの内容に関する問い合わせのメールがK社の担当者から全員に来たが、見出しを見て笑ってしまった。


村松さま、みなさま」


常人の5倍のインパクトで一瞬にして名前と顔を覚えてもらえるのだ。親が与えてくれた無二の付加価値には本当に感謝している。


品格があるかどうかは自信が無いが…。