ずるい品種当て?

土曜なので、今日もやまざきの無料試飲会に顔を出した。
何故か今日は普段と違ってお客に品種を当てさせるという企画だった。


まずは、李君が見つけてきたと言う、1580円のカリフォルニアワイン。


ゆう子りん:「シャルドネと思う人!」


20人手を挙げる。
ソーヴィニョンブランやリースリングはまばらだった。
30人いるうちの、20人がシャルドネとわかる味だった。


次は赤ワインが出た。タンニンがかなり強めなので、ピノピノでもカリフォルニアのものだと主宰はわかった。これも10人が正解した。


さて次。かなり濃い赤ワインが出てきた。
挙手の分布は概ね下記のとおり。


カベルネソーヴィニョン:5名
メルロー:10名
シラー:5名
ピノノワール:2名
カベルネフラン:1名(←主宰)


正解は主宰1人だったので、賞品としてソムリエナイフを頂いた。


終了後、ゆう子りんと話した。


ゆう子りん:「さすがですね。あれをカベルネフランてわかるなんて。」
主宰:「いや、あれは分からないですよ。絶対に。プロだって間違えるんですから。僕だって分かりませんよ。」
ゆう子りん:「?」
主宰:「僕がわかったのは品種ではなくて蔵です。ロッシュヌーヴのマルジナルだと分かったから『カベルネフラン』に手を挙げただけですよ。(笑)」


2004のヴィンテージは初めて飲んだが、マルジナルはいつもはずれが無い安定した品質である。
マルジナルはプロを騙せる酒なので、是非パーティーなどに持っていってみてください