作為的な必要悪

主宰はパソコンのウィルスソフトはソースネクストの無期限版を使用している。
そのソースネクストの「ウィルスセキュリティ」はマイクロソフトがサポートしなくなるWindowsXPのSP1について、12月にサポートしなくなるということで主宰が使っているノートパソコンにSP2を当てるように「ウィルスセキュリティ」から警告が出るようになった。


仕方なくSP2を当ててみたが、やはりとても重く動作が明らかに鈍くなった。いろいろとセキュリティ対策を施し、メモリ常駐するプログラムが増えるというのは理解できなくもないが、それにしても重い。


マイクロソフトが作る製品はバージョンアップのたびにいろいろな機能が追加されるが、資源(メモリ等の記憶領域)の効率利用についてはまったく考慮されないまま、無駄に資源が費やされ、パソコン本体に過大な性能を要求するようになってきている。近年、その傾向はますます顕著である。


パソコンユーザは今はWindows以外に選択肢がない状態なので、マイクロソフトはそれにつけこんでパソコンの買い替え需要を意図的に発生させメーカへの利益誘導を行っている。
そして、販売時にマイクロソフト製品がプリインストールされた「性能のよい」パソコンが売られている。ユーザはこの意図的な悪循環の中で搾取を受けていると言っていい。


くそ重いうんこOSにとってかわるものの出現を期待したいが、今後そのようなものは現れるのだろうか?
公正取引委員会にもこのことについて早く調査を行ってもらいたいものだ。