暴れる酒

今日のワイン。背景は純子さんと紀子さ

今日はプレワイン会を行った。
今日伊藤シェフに2種類のワインを飲んでいただいた。


(泡)デメリー・ブリュット(ACクレマン・ド・リムー)
当日は同じものを飲むわけではなく、同じ蔵の別のワインを出すのでこのワインから想像していただくと言う難しいテイスティングとなった。


1.今日はNVだが、当日は1998のヴィンテージ
2.今日は通常のボトルだが、当日はマグナム
3.今日のワインはすっきりしているが、当日のワインは熟成感があり、噛んで味が出るタイプの熟成の仕方である


ここまで違うと大丈夫か?と思ってしまうが、このような少し難しいテイスティングのほうが、伊藤シェフはワインにピッタリの料理を作ってくれることが多い。
不思議である。


これ(から想像した別のワイン)にあわせて即興で作っていただいたのが、「鰆の赤ワインソース」だった。
主宰があらかじめ伝えた、「噛んで味が出るタイプの熟成感」と言うのが良く伝わっていて、主宰が記憶している「デメリーマグナム1998」の味にぴったり合いそうだ。


(泡)ジャクソン キュヴェ730(ACシャンパーニュ)
まず、参加者全員で飲んでみる。


伊藤シェフ:「うまいですね〜。うまいとしかいえないですね〜。」
純子:「おいしい〜!!」
紀子:「わあ〜、おいしい♪」
主宰:「やっぱりうまいですね。でも、これは729に比べると力強さはだいぶ影を潜めてどちらかと言うと甘いと言うか果実味勝負になってますね。肉料理に合いますかね?」
伊藤シェフ:「もしかしたら、コースは魚と魚にするかもしれませんが、これから10日あるので良く考えておきます。」
主宰:「宜しくお願いします!」


伊藤シェフが10日間熟考するコース料理…。楽しみにですね〜!

暴れる酒

まずは、カヴァのロゼで乾杯しようとして栓を抜いたところ、物凄い勢いで弾けるカヴァ。主宰のスーツはカヴァまみれになってしまった。白いカヴァならまだよかったのだが、これまたロゼ…。


自分が濡れるだけならまだ良いが、他の客の注目を集めてしまって申し訳なかった。


紀子さんと純子さんは主宰を心配してくれた。


「ああ、大丈夫ですか?」
上着かけましょうか?乾かさないと…。」
「ロゼなので、明日にでもクリーニング出したほうがいいですよ!」


デメリーはおとなしくしてくれたのだが、ジャクソンも栓を抜いたら暴れだした。
またしても、主宰の服が濡れていく。


やさしい紀子さんと純子さんはまた心配してくれた。


「ああ!もったいない!」
「ああ、ジャクソンが…。」
「まだ飲んでないのに!」


あれ?


夏は持ち運んだ後や動かした後、また、冷やしていたワインの温度が急上昇したときなどは非常に危ないと言う。本番のジャクソンの会のときはシェフにお願いして、ワインは前日着にしようと思った。


いろいろとハプニングがありましたが、試飲に御付き合い頂き、また即興料理を作っていただいて今日も伊藤シェフに感謝です。