海老のランチ

最近主宰の白昼ワイン会に初参加してくれた香織が下北沢のトロカデロを教えてくれたので、一緒にランチした。


主宰:「今日の魚のランチはどんな内容ですか?」
店員(かっこいいフランス人):「海老の串焼きです。」
主宰:「じゃあ、それにしてみようかな。」


海老のランチ登場。

ラタトゥイユのクスクスが美味しかったです。しかし…。


主宰:「おいしそうだけど、海老が…、無いですよね…。」
香織:「あれ、ほんとだ。」
主宰:「すみません、あの…、海老が無いんですけど…。」
店員:「すみません、ちょっと内容が変わってしまって…。」
主宰:「あ、そう。じゃあいいけど。」


香織は肉のランチだった。


主宰:「ではワインを選びましょう。少し肉をいただきますね。」
香織:「はいどうぞ。」
主宰:「これにあうやつ…。うーん、この中ならソミュールシャンピニーかな。でも蔵によって味が違うかも知れないから店員に聞いてみようか。すみませ〜ん。この肉料理ってどのワインが合うと思いますか?」
店員:「フィトゥーがまろやかでおいしいですよ。」
主宰:「ええ!フィトゥーって癖あるんじゃないの?まろやかですか?」


たしかに良く言えば標準的な(悪く言えば没個性的)フィトゥーであった。でも料理には合っていたか…。
その後ソミュールシャンピニーを注文してみたが、やはり香織の肉にはこちらの方が合っていた。勝手に勝ち誇っていた馬鹿な主宰…。

シャトー魔界

夜になってゆまざきに行ったら、経営者のゆうこりんがいた。


ゆうこりん:「ボルドーで『シャトーマカイ』って言う蔵の人がワインを売り込みに来たのよ!」
主宰:「シャトー魔界?」
ゆうこりん:「それが、やっぱり癖があって変わった味で。でも結構美味しいのよ。入れるかどうか迷ったんだけどね。」
主宰:「そうですか…、入れてほしい気もしますけどあまり癖がありすぎてもね。」
ゆうこりん:「え? 入ってくるんですよ。1980円で手頃なので是非たくさん飲んでくださいね。」
主宰:「そうですか♪ では、7年ぶりに『魔界の会』を開こうかな♪」

新美くんのお仕事

毎週土曜の17時からはやまざきの無料試飲会。毎週盛り上がるが、ゆうこりんがいるとやはりさらに盛り上がる。
それはさておき。
このところ毎週来ている若い女の子がいる。で、その子はいつも試飲会が終わると新美くんを30分から1時間独占し、接客させるのだ。彼女はとてもうれしそうである。
ただ、この時間、やまざきは忙しい。
新美くんは残念ながらこの時間帯は仕事らしい仕事が出来ないでいる。
いっそのこと新美くんに彼女がいることでも教えてあげようか…。
難しいねえ。世の中は。