海老のランチ
最近主宰の白昼ワイン会に初参加してくれた香織が下北沢のトロカデロを教えてくれたので、一緒にランチした。
主宰:「今日の魚のランチはどんな内容ですか?」
店員(かっこいいフランス人):「海老の串焼きです。」
主宰:「じゃあ、それにしてみようかな。」
海老のランチ登場。
ラタトゥイユのクスクスが美味しかったです。しかし…。
主宰:「おいしそうだけど、海老が…、無いですよね…。」
香織:「あれ、ほんとだ。」
主宰:「すみません、あの…、海老が無いんですけど…。」
店員:「すみません、ちょっと内容が変わってしまって…。」
主宰:「あ、そう。じゃあいいけど。」
香織は肉のランチだった。
主宰:「ではワインを選びましょう。少し肉をいただきますね。」
香織:「はいどうぞ。」
主宰:「これにあうやつ…。うーん、この中ならソミュールシャンピニーかな。でも蔵によって味が違うかも知れないから店員に聞いてみようか。すみませ〜ん。この肉料理ってどのワインが合うと思いますか?」
店員:「フィトゥーがまろやかでおいしいですよ。」
主宰:「ええ!フィトゥーって癖あるんじゃないの?まろやかですか?」
たしかに良く言えば標準的な(悪く言えば没個性的)フィトゥーであった。でも料理には合っていたか…。
その後ソミュールシャンピニーを注文してみたが、やはり香織の肉にはこちらの方が合っていた。勝手に勝ち誇っていた馬鹿な主宰…。