喰えない渋み

今日は久しぶりに、用があって亜紀に会うことになっていたので、やまざきで待ち合わせた。
亜紀も主宰と同じくラングドックワインが好きということで、やまざきの新商品のフィトゥーのボトルをあけた。


カベルネやシラーの渋み、樽香の渋みはまだ空気に触れてまろやかになったり変化して楽しませてくれるが、このカリニャンのどうにもならない喰えない渋みと言ったら、なんと表現していいか…。


好きなんですよね…。なんとも言えない南仏独特というかカリニャン独特の、この喰えない渋みが…。

客観的な判定

主宰はいま昼の仕事はN電気という会社に行っている。
N電気はいままで主宰が働いてきた会社、職場の中で最も居心地がいいというか、のほほんとしているというか、最初来たときは
「こんなんでいいのかな?」
とも思った。
ここまで書くとろくな会社ではないと勘違いする人もいるかと思うので補足すると、N電気は人を大事にする。よって社員の忠誠心が高いので、社員は絶対に会社を裏切ることはない。そういう部分に支えられていることは内部から見ていてよく分かる。主宰は正社員ではないが、なるべくそういう気持ちを大事にしてお客さん(某通信大手)とのやり取りに臨んでいる。
亜紀は、T芝という同じ業界の会社に所属しているそうで、亜紀が言うにはT芝のほうがゆったりしているというか危機感がないというかとにかく凄いそうなのである。
主宰はそんなことはありえない話だと思って一笑していたが、たまたまやまざきに来ていた幸康は両方の会社と取引をしたことがあるというので、客観的に判定をしてもらうことにした。
すると、危機感のなさ、のんびり度合いではT芝に軍配が上がるそうである。
N電気が「のほほん」なら、T芝は「ボーっと」した感じだそうである。
うーん、凄い会社があるものだ…。負けた…。勝たないほうが良いか。
勝っても凄くても良いから、次期DVDの規格争いではSニーやM下にきっちりと勝利してほしいものである。