間抜けな主宰

今日はギタリストの義人が、彼の本拠地のタントタントのイタリアワイン試飲会に呼んでくれた。

今日は気合を入れて…

この手のパーティはとても好きである。ワインや美味しいものが好きなだけ食べられるというのがうれしいが、何よりもきれいな人がたくさん来るというのが楽しい。
タントタントのパーティは特にきれいな人が多いように思う。
また、ギタリストの義人は友人知人ならすぐに紹介してくれるし、友達でない人も店員を介して紹介してくれる。この日も何人かの素敵な方とお友達になることが出来てよかった。


前回、タントタントのパーティに参加したときは、開始してからだいぶ時間がたっていたので、食事は殆どのものが品切れ状態で、ワインも良いものは全てなくなっていた。
その教訓を生かし、この日は気合を入れて開場時間18時半きっかりに現れ、最初からあらゆるアイテムの飲食を堪能した。
最初の15分でなくなってしまった、蟹のペンネは、それはとてもとても美味しかった。

ペンネ(これは後から出てきたベーコンのペンネ)

常連

パーティには100名強が参加していたが、大枠で義人のような常連とそうでない人たち(常連の友達、または店の関係者)に分けられる。
スタッフは常連の人を中心に気を使っているのが分かる。良い悪いの話ではなく、戦略として当然のことだと思う。
主宰は当然義人の友達で来ているだけだと思っていたので、店員のことを気にすることなく好き勝手に飲食していたが、何故か店員がいろいろと話しかけてくる。


「このワインはどうですか?」
「このブラインドのワインはお分かりになりましたか?」
「いつもありがとうございます。」


主宰はタントタントはたったの5回目だが、例によって5倍のインパクトを与えて常連と勘違いされていることが分かった。
主宰は同じ店に3〜4回行けばほぼ常連(と店員が勘違いする)になるので、今回も例に漏れなかったというだけの話だが、イタリアワインはあまり詳しくないので、ちょっと気恥ずかしかった。

裏読みが裏目

この日は、10種のワインをラベルと産地が分かる状態で飲み比べ、一番高いワインと安いワインを当てるというクイズが行われた。
このような企画があると主宰は裏読みをして、他人が書かないような解答で一気に一番を狙うという戦略を取る。
10種の内訳は白5種、赤5種。


【選考基準】
・白はどれも薄っぺらで美味しいものが無かったので、これらのうちのどれかが一番安いとイベントとして面白くないので、白は高いものも安いものも考慮から外した。
⇒1,3,5,7,9番が消えた。


・ラベルに貫禄があり、格付けの高いキャンティクラシコリゼルヴァ2001が一番高いとすると、これも意外性が無くつまらないのでこれは外した。
⇒8番が消えた。


・赤でとても薄っぺらいヴァルポリチェラがあったが、一番大きなカラフェに入っているところが怪しいので、これを一番安いワインの回答とした。
⇒一番安いのは6番。


・10番は9リットルの瓶のものが仰々しく飾ってあったので、これも除外。


・最後は2番か4番だったが、4番は普通のイタリアワインということで、2番のスーパートスカーナのセカンドのような感じ(かもしれない)のメルローを選んだ。


【解答】
安いのは6番で正解だったが、高いのは8番のキャンティクラシコだった。
キャンティがおいしいのは分かっていたが、政治的に外したのでこれは仕方ないということで一秒で諦めがついた。


クイズ以外でもう1本ブラインドで出されていたものがあった。

これがその解答。やっぱりブルネッロディモンタルチーノはイタリアワインの王様だ。

間抜けな主宰

なんと言う事だ…。あまりにショックでしばらくは立ち直れませんでした。
本当に主宰は間抜けである…。
興味がある方は主宰に聞いてみてください。