11月はラングドックワイン会です。

11月はラングドックワインの会にしました。
ラングドックは主宰が最初に好きになったワインの産地で非常に思い入れが強いので、会を開くときはいつも本当に気合が入ります。
今回もいろいろとおいしいワインをセレクトしましたが、白と赤のメインのワインは今回もとても面白いものを用意しましたので楽しみにしていてください。
開始前に早く来ることができる方は、0次会にご参加ください。今回の0次会は奇想天外の甘い赤ワインとそれに合うスイーツを予定しています。こちらもお楽しみに。


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「ラングドックワインの会」
11月11日(金)19:45開始(23:00終了予定)
於:渋谷某所
会費:10500円(予定※)
※今回は晩秋+ラングドックということで、ジビエを考えています。
ただし、良い食材が入らないと出来ないので確保出来ない場合は、牛、鴨等の料理になります。その場合は会費は9800円となります。あらかじめご了承ください。
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【料理はメニューに無い特別コース】
前菜
グールガゾー「母の追憶」に合わせた魚料理
究極のラングドックワイン「フィトゥー」に合わせた肉料理
デザート/コーヒー


【ワイン】


(泡)デメリーブリュット / ACクレマン・ド・リムー NV
主宰は最近シャンパンに凝りだしましたが、いろいろと飲んでも遜色ないのがこのデメリーの泡です。南仏とは思えない上品な酸味と香りを楽しんでいただきたいと思います。


(白)ラトゥール・ボワゼ / ACミネルヴォア 2002
前菜に合う、すっきり系で口当たりの良い白ワインです。
前菜のプレートの中にある、オリーブの実、生ハム等に良く合うと思います。


(白)ドメーヌ・ラグラーヴ / ヴァンヌーヴォーブランVDP 2004
こちらもすっきり系の白ですが、喉越しが良く、洗練度が高くなっています。入荷したてのころに比べてかなり落ち着きのある良い味になっているはずです。引き続き前菜で楽しんでください。


(赤)ドメーヌ・ラグラーヴ / ヴァンプランタン VDP 2004
2004のヌーヴォーを春まで熟成させるのを前提に、すぐ出荷するヌーヴォーと別に微妙にセパージュを変えているそうです。どんな味なのでしょうか?
ヌーボーに近い味なら前菜プレートに乗っている豚のリエットに合うはずです。


(白)グールガゾー・ヴィオニエ「母の追憶」/ VDP 2004
グールガゾーの主人のお母さんが亡くなった1997年に、思い出を記憶に残すために所有する畑とは別の小高い丘の上にヴィオニエを植えました。
グールガゾーのワインの多くは南の太陽を浴びて果実味が爆発するという趣のものが多い中、このワインは標高が高く、夜寒くなるので酸が乗り、コンドリュー顔負けの見事な白ワインに仕上がりました。2004年は初リリースということですが、それでこの味、余韻の長さは見事としか言いようがありません。
まだ入荷したてなので、今後半年くらいたって味が落ち着いてきたらさらに美味しくなるであろうことを考えるとこのヴィンテージに関しても楽しみですし、8年目で初リリースということを考えても今後が非常に楽しみなワインだと思います。
魚料理はこのワインに合わせて作っていただきます。


(赤)シャトー・マリス シラー・ラ・トゥージュ / ACミネルヴォア
飲んだことがない新顔。楽しみにしています。


(赤)グールガゾー・レゼルヴ / ACミネルヴォア・リヴィニエール 1999
かつて「安酒しか造っていない産地」といわれていたラングドックを変えたのはこのグールガゾーです。グールガゾーの代表的な赤ワインです。しっかりと作っている中に、南仏らしい土臭さが垣間見えるとても親しみやすいワインです。


(赤)カーヴ・ビロート / ACフィトゥー 1995
土臭さといえばラングドックの中でもフィトゥーが一番です。
濃いワインになると泥を飲んでいるかのような錯覚に陥るものもあります。この蔵のものはかなり濃い部類ですが、10年を経て土臭さがどのように小慣れているか、熟成度合いが非常に楽しみです。
肉料理はフィトゥーのイメージに合わせて作っていただきます。
(このワインが一本しかなく、事前にシェフに確認してもらうことが出来ないため、イメージをお伝えして料理を作っていただきます。)


(赤)ベイル・ローズ クロ・シラー・レオーネ / ACコトー・デュ・ラングドック 1995
「三大ラングドック」という言い方がありました。かつては、ベイルローズ、シャトー・プッシュオー、サンジャン・ド・ベビアンが名を連ねていました。
そんななか、プッシュオーとベイルローズは人気沸騰で価格が上昇し、なかなか日本に入ってこなくなりました。ベビアンは品質の低下が著しく、市場にだふつくようになりました。
このワインは主宰がワインを好きになったころに大事な友人からもらった秘蔵の一本です。「三大ラングドック」筆頭の最高のキュヴェを最高のヴィンテージで楽しんでください。


(泡)アンセストラル・デメリーNV / ACクレマン・ド・リムー
デザートワインは甘い泡です。青りんごの香りとしっかりとした甘さが後を引きます。香りもとてもよく、女性に大人気です。<<0次会のご案内>>
(赤甘)ドメーヌ・センパー / ACモーリー 2003
奇想天外な企画でも、ちゃんとラングドックのワインで統一しました。このようなワインが南仏にもあったとは大変な驚きです。
かなり甘く、とても濃いためデザートワインとしては重く、酔っ払っている皆さんにはきちんと味わっていただけなさそうなので、始まる前に来られる方で楽しむことにしました。
おつまみもぴったりの甘味を用意します。


おつまみ:小田ソムリエと相談


以上