KYな人々

今日は「グロ一族の会」を行った。
今日も若い2人がいろいろと問題発言を連発してくれて楽しめた。

顔より体形

主宰:「(先日来た慶子の親友の)ユウちゃんは元気?」
慶子:「はい、元気ですよ〜♪」
かおる:「あの子は可愛かったですよね!」
信一:「そうだね。」
慶子:「村松さんも可愛いと思ったでしょ?」
主宰:「客観的には可愛いと思うけど…、自分の好みで言うと慶子ちゃんのほうがかわいいと思うんだよね。」
慶子:「ホントですか〜♪」
かおる:「(不思議そうに)どういう基準なんですか?」
主宰:「自分は若い頃から丸顔で色白でムチムチの人が好きなんで…。」
かおる:「ていうことは、顔より体形を重視するということですか?」
主宰:「…。」
信一:「…。」
慶子:「!!!!!」
主宰:「それって慶子ちゃんがブスだって言いたいの?」
かおる:「いや、そういうわけじゃなくて、基準がどうなのかと思って。」
慶子:「!!!!!」


確かに基準はずれているかもしれない。「どう」とか言われても困るが…。

柔らかい麺

茂呂シェフがコースで出してくれるパスタはいつも美味しい。(パスタだけではないが。)


主宰:「おお、美味しいなあ♪」
慶子:「茂呂さ〜ん♪美味しいです!」
信一:「うめー。」
かおる:「もう少し麺が固いほうが良いかなあ…。」
茂呂シェフ:「じゃあ食うなっちゅうの。人の料理に文句つけんなら食うな!!!」


珍しく茂呂シェフは怒り心頭だった。


主宰:「本当に君は空気が読めないねえ。知ってはいたけど…。」
かおる:「そうなんです。すいません。あたしイニシャルもKYなんです。」
慶子:「その話題は(やめて)…。あたしもイニシャルKYなんで…。」

反撃

いろいろな話題になり、みんなの話が交錯していた。


慶子:「傲慢で、あたしが好きなタイプじゃなくて筋肉質で…。」
かおる:「それってあたしのこと?」
慶子:「いえ、会社の男性の先輩の話です。」


なんかタイミングが微妙でちょっと怖かった。

お嫁にいけない

最初のグロフレールの白を飲んでいた。


茂呂シェフ:「これ、うまいなあ。」
かおる:「美味しいです。」
信一:「うめー。」
主宰:「おいしいね。美味しいでしょ?」
慶子:「美味しいですけど…、酸が…。酸がもう少しあるといいと思うんですよね。」
主宰:「生意気だよなあ。若いのに。そんなこと言ってたら誰もお嫁にもらってくれないよ。」
慶子:「えー、お嫁行きたいです〜!」
主宰:「たとえば、彼が奮発してなんか良いワイン買ってきて『酸が…』とか言われたら、『こんな贅沢な女いくら金があっても足りん』と思うと思うんだよね。」
信一:「それを満たせるのは悪いおじさんしかいない…。」
慶子:「ここにいる(主宰)じゃないですか。」
主宰:「そうくるかなあ…。言っとくけど、俺おじさんかも知れないけど、悪くはないからね。」

今日の酒

(白)ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール オート・コート・ド・ニュイ 2005
酸が足りないそうです。


(白)ドメーヌ・アンヌ・グロ オート・コート・ド・ニュイ "キュヴェ・マリーヌ" 2008
酸があっていいそうです。


(赤)ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール ヴォーヌ・ロマネ 2005
いいヴィンテージのいい葡萄なので、ベルナール・グロの何も考えないで適当に作る感じが吉と出ている。ヴォーヌロマネの派手さが素直に表現されていてよかった。


(赤)ドメーヌ・ミシェル・グロ モレ・サン・ドニ アン・ラ・ル・ド・ヴェルジ 2007
あまりオフであることを感じさせず、グランクリュに接した区画らしい骨格のあるしまった味わいがよかった。


(赤)ドメーヌ・アンヌ・グロ シャンボール・ミュジニー ラ・コンブ・ドルヴォー 2004
村名区画なのに、出汁系の味が楽しめてよかった。グロ一族で一番評価が高い蔵だけのことはある。


(白)ドメーヌ・ルイ・ジャドー ムルソー・ブラニー 1er 1999
よく熟成していてとても美味しく頂きました。


(赤)ドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ・グロ リシュブール 1998
凄いです。ありがたく頂きました。