駆け落ち

今日はトラペの会を行った。
間抜けな主宰はバゲットを買うのを忘れてしまった。


主宰:「あ、バゲット買うの忘れた。じゃんけんで負けた人が買ってくることにしょう!」


じゃんけんの結果、N文博が買ってくることになった。


美知代:「かわいそうだから、あたしも行きます。」


N文博と美知代は2人で出かけていったが、戻りが遅い。


マヤ:「美知代さんたち遅いなあ。」
主宰:「駆け落ちか? それかN文博がしつこく迫って揉めてるか…。」


ほどなく2人は戻ってきたが、バゲットはなかったようで、バターロールと食パンを買ってきてくれた。
お疲れ様でした。

B型受けする酒

トラペのパストゥグランは出汁系の味だが、このクラスとしては出色のミネラルで、もしかしたら下手なプルミエクリュより美味しいかもしれない。この味は単純で分かりやすい味が好きなO型よりB型受けするだろうなと思いながら飲んでいた。


信一:「うぉぉ〜!(奇声) これいいなあ!」
陽輔:「これうまいっすねえ!」


やはり主宰とこの2人はB型でした。


ちなみに、今日は予定のワイン以外にあいていたワインをあけたが、O型の人たちはカリフォルニアのシャルドネを喜んでいた。


主宰:「やっぱり、O型の人は単純で分かりやすい酒がすきなんだな。」
慶子:「ひどーい!」
主宰:「単純が悪いわけじゃなくてさ。もしろ『Simple is Best』という諺もあるくらいだから。」


慶子は納得していない様子だった。

今日も欲張り

バターロールは6個入りのが2袋あり、そのうち一袋をあっためて出した。


慶子:「あれ、6個しかないですね。どうしよう。」


とか言いながら1つとって食べ始める慶子。他の人は皆半分ずつ食べている。


主宰:「相変わらず欲張りだねえ…。みんなは半分ずつ食べてるのに。(笑)」
陽輔:「まあ、育ち盛りってことで。」
慶子:「そうなんです。あたし、欲張りかも。はずかし〜。」


2袋目の加熱が終わって出すと、またしても慶子は1つ丸ごととって食べ始めた。それもちぎることなくくっきりと直径の小さなかわいい歯型がついている。


主宰:「あれ? またまるまる一個食べてるねえ。やっぱり欲張りだなあ(笑)」
陽輔:「まあ、育ち盛りだしな(笑)」


すると慶子は今度は食べかけのパンを主宰の口に押し込んでしまった。


陽輔:「そうやって人の口に入れてごまかそうとして!(笑)」


主宰は再びメロメロになったのでした。

間違えただけ

主宰:「あっ! ワインの順番間違えた。」


プスドールのヴォルネイを先に出すはずが、トラペのオストレアを先に出してしまった。


主宰:「きっと本能的に葡萄の声が聞こえて、間違えたんだろうな。先にトラペを飲んだほうが良いと言うボトルの叫びが本能で聞こえてたんだろうな。」
陽輔:「間違えただけじゃないすか。」
主宰:「そうだよね。すいません。」

今日の酒

(白)シャンソン・ペール・エ・フィス ヴィレ・クレッセ 2006
(赤)ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ・パストゥグラン "ア・ミニマ" 2008
(赤)ドメーヌ・パラン コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ 2001
(白)ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フィス シュロスベルク リースリンク 2007 ACアルザスグランクリュ
(白)ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール サントネ 1er レ・グラヴィエール 2003
(赤)ドメーヌ・ド・ラ・プス・ドール ヴォルネイ 1997
(赤)ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フィス ジュヴレ・シャンベルタン "オストレア" 1999
(白)ドメーヌ・ジャン・ボワイヨ ムルソー 1er ジュヌヴリエール 2001
(赤)ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フィス ラトリシエール・シャンベルタン 1998
みんな美味しかった。特に印象に残ったのが、トラペのパストゥグラン(前出)。アルザスはやはりアルザスの味はせず、トラペの味だった。思いのほか美味しかったのが、プスドールのサントネの白。オストレアはプレ会で開けたときのほうが、熟成感が出ていて良かった気がする。ラトリシエールはあまりそれらしい味ではないが、とても美味しかった。


参加者

N文博、マヤ、信一、美知世、知聴、茂呂シェフ、陽輔、慶子、主宰