どこへ行く?

今日はフェヴレの会を行った。


会の序盤で最初の白と泡が終わって最初の赤を飲むときが来た。


主宰:「よーし、メルキュレ行くか!!」
マヤ:「えっ?どこに行くんですか?」
主宰:「どこと言われても…。メルキュレだけど…。」
マヤ:「えっ!?いまから行くんですか?」
主宰:「そうだなあ…、今から行くと言えば行くけどさ…。なんと言ったらいいか…。」

今日の飯

工事中

今日の酒

(白)ドメーヌ・フェヴレ メルキュレ クロ・ロシェット 2005 モノポール
なんだこの美味さは? この酒は3回目だが、ムルソーやピュリニーなどのプルミエクリュに引けを取らない素晴らしいミネラルが染み込んでいて熟成して溶け込んでいて超美味い。


(泡)タートヴィナージュ クレマン・ド・ブルゴーニュ 2005(カーヴ・ド・マルジニー)
シャブリ近郊の切れのあるミネラルが熟成でクリーミーになっている。とても良い酒だ。


(赤)フェヴレ メルキュレ 1er クロ・デュ・ロワ 2005
メルキュレの良くも悪くも平坦な味に1erらしい力強さが加わっている。ちょっと早かったような気がするがとても美味しくいただけた。


(赤)ドメーヌ・フェヴレ ボーヌ 1er クロ・デ・レキュ 2003 モノポール
芳醇な香り、テロワールから来る力強さに加え、モノポールの気合的なものも感じられる。これも少し早い感じがしたが、とても良い酒だった。


(白)ドメーヌ・アラン・コシュ・ビズワール ムルソー 2004
最近ヤワなムルソーが氾濫する中、ムルソーかくあるべしという力強い味。ムルソーアメリカ人によって発展した村なのだから、その系統でこれからも行くべきだ。久しぶりにムルソーらしいムルソーを飲んだ気がする。


(赤)フェヴレ ラトリシエール・シャンベルタン 2002
恐らく買い葡萄であるが故の弱さみたいなものは感じるが、それでも香りとコクでさすがグランクリュというところは見せてくれた。ラトリシェールらしい力強さはなかったが、とても良かった。


(赤)フェヴレ クロ・ド・ヴージョ 2004
若いこともあるが、自社畑を良い位置に持っているが故の良い意味でもクロドヴージョの一つの典型と言っていいだろう。本当はもう数年寝かせようと思っていたが、予備のワインを勢いであけてしまった。でも参加者の皆に喜んでもらえてよかった。

参加者

知代、信一、マヤ、キヨちゃん、美知世、茂呂シェフ、主宰