有名なワイン

今日はRMの試飲会に弟子のマヤと万里子と行った。3000円で20種類の試飲(各30ml)ができるということで非常に得なので、いつもは余裕がある店内も今日は人がごった返していた。

狭い世の中

今日は前回の試飲会のときに知り合いになったちーちゃんと麻衣の姉妹も来ていた。折角なのでお互いに紹介をしてからしばらくたったときのことだった。


万里子:「あたし、あの人(ちーちゃん)知ってるかも…。」


確認すると、万里子はちーちゃんを神楽坂のワインバー(昨年に閉店)で何度も見かけていて一緒に飲んだことも多々あったという。なんて狭い世の中なんだ。

ドゥミセックさん

マヤは今日飲む予定のワインのリストを眺めていた。


マヤ:「ドゥミ・セックって有名なんですか?」
主宰:「有名といえば有名だけど…、お前そもそも『ドゥミ・セック』を固有名詞だと思ってるだろ。」
マヤ:「固有名詞ってなんですか?」
主宰:「そんなことから説明しなきゃなんないのか! お前ほんとに馬鹿だな。」
マヤ:「ありがとうございます。馬鹿でーす!」


弟子入りしたばかりの頃はこのように罵倒するとすぐにいじけていたのだが、最近は強くなったんだか慣れたんだか意味がわかってないのか判らないが、とても反応は明るい。


マヤ:「で、ドゥミ・セックってなんなんですか? 教えてください。」
主宰:「ちょっと甘口という意味だよ。いかにずれてる質問してたかわかった?」
マヤ:「はい、わかりました。」


そのドゥミ・セックのシードルを飲む順番がきた。リストでは8番になっていた。


マヤ:「8番くださーい!」
オーナーのしげちゃん:「はい、ドゥミセックさんのワインですね。ただいまお注ぎします。」


マヤはこの一言でしげちゃんのファンになったそうである。

今日の酒

今日はディオニー社が輸入するワインを集めた試飲会だった。ビオにこだわった生産者のものを中心にこだわりのあるラインナップで、味わいもかなり個性的なものが多い。
個性的な味わいは好きなのでとても楽しめたのだ。が、個性的な(=癖がある)ワインは最初のうちはいいが、ずっとそればかりのんでいたら、最後は飽きてしまった。ワイン会に1〜2本出すのがいいのだろう。
主宰はワインよりシードルが気に入りました(セックとドゥミセックの両方)。