家族会議

今日は23時半に用が終わったので久しぶりにIZAKAYA VINに行こうかと思ったが、IZAKAYA VINの跡取り息子のしげちゃんが店の近くにシャンパンバーをオープンしたのを思い出したのでシャンパンバー「RM」に行った。

またしげちゃんにだまされた(笑)

店に入ると店員らしきひとは女性2人だった。

主宰：「しげちゃんいないの？」
店員のamy：「あっち(IZAKAYA VIN)の3階にいるんです。」
主宰：「あれ、この店しげちゃんの店なんじゃないの？」
amy：「そうです。オーナーですけど普段はIZAKAYA VINにおります。こちらは妻の私がやってまして…。」
主宰：「あっ、そうなんだ！ しげちゃんのブログとか見るとてっきりしげちゃんがこっちにいるものとばかり思ってたよ。」
amy：「すみません…。ほかのお客様にも何回かそう言われてます。」
主宰：「いえいえ、別に謝る話じゃないよ。僕はお酒飲みに来ただけなんで…。」

しげちゃんがいなかったのは少し残念ではあったが、才色兼備でワインに愛情があってちゃんとわかっているamyがやっているので、補って余りあるとても楽しい時間だった。渋谷へ行く楽しみがまた増えた。

帰るつもりが

1時間程度飲んで1時頃の終電で帰るつもりでいたが、もうそろそろ帰ろうかという時になってIZAKAYA VINのマスターが現れた。しばらくIZAKAYA VINに行ってなかったのでせっかくなのでもう暫くいることにした。しばらくするとママ(マスターの奥さん)も店に来た。そして最後にしげちゃんも来た。
そしてこのできたばかりの店を今後どのようにしていくかという家族会議が始まった。加藤家(一族の苗字)は明るくて人柄がいい人たちなので、家族会議も忌憚のない意見が明るい雰囲気で飛び交っていた。あまりマイナスな意見等は出ず、深く考えずに前に進んでいけるのはO型一族の為せる技だろう(お嫁のamyだけはA型)。

主宰：「なんか、家族会議が始まったのに自分がいるのも変ですね。」
ママ：「いえいえ、ぜひ家族に入っていろいろと意見をください。」
主宰：「は、はい。」

せっかくなので、僭越ながら主宰もいくつか意見を言わせていただいた。

2時くらいになるとマスターとママは帰途に、しげちゃんは店に片付けに戻った。主宰はamyと3時頃までワイン談義などをして帰った。

あとから聞いた話だが、主宰は店に着いたときにIZAKAYA VINの丸いお姉さんに「RMにいるよ」とメールしていたが、それを聞いたマスターがわざわざ主宰に会いに来てくれたのだそうだ。ありがたい話だ。

東欧の時代

マスター：「いやあ、2009年の(ボルドーの)プリムールの値段ご存知ですか？」
主宰：「高いんですか？」
マスター：「高いなんてもんじゃないですよ！ 15万円ですよ！ もう手が出ませんよ！ もうホントどうしようかって感じですよ。」
主宰：「今日みたいにこうやってクロードデュガが数千円で飲めるのも今のうちかもしれませんね。まだ奴等(中国人)はブルゴーニュはわかってないみたいですからね。でも、彼等の舌のレベルから考えたら時間の問題でしょうね。2〜3年以内にこれ(クロード・デュガ)が日本に入ってこなくなる日も近いかもしれませんね。」
マスター：「2〜3年どころじゃないでしょうね…。今後どうやっていくかを考えなればいけないんですけど、アメリカ、南アフリカ、チリとかの新世界ワインじゃなあ…。」
主宰：「東欧とかはどうですか？ 結構良いのありそうじゃないですか。」
マスター：「そう！ そうなんですよ。東欧は新世界と違ってワイン造りの歴史が長いところが多いから、掘り出せばいろいろあるはずなんですけど…。インポーターがなかなか動かなくて。いつも東欧で良いの探して来いって言っているんですけど…。」
主宰：「ブルガリアとかスロヴェニアとか1000年以上歴史ありますからね。」
マスター：「トルコなんかも昔から造ってて探せば良いのあるはずなんだけどなあ。」
主宰：「グルジアあたりも歴史古いですよね。」

マスターの熱い東欧論議は続いた。

ワイン会構想

マスター：「この店は場所代と店員の給料が出れば良いので、村松さん自由に使ってください。」

確かに店のルールを聞くとかなり自由度が高そうである。(どこまで書いていいか教えてね。→しげちゃん、amy)

ママ：「ぜひここでワイン会なさってください！ (主宰がカウンターの)中に入っていただいて。」

それは楽しそうである。近々amyに相談しに行こう。

今日の酒

(赤)ドメーヌ・クロード・デュガ ジュヴレ・シャンベルタン 2001
(泡)ドノン・エ・ルパージュ ブラン・ド・ノワール NV
(泡)ドノン・エ・ルパージュ ブラン・ド・ブラン NV
(泡)銘柄調査中