鴨丸々一羽

bebian912009-11-15

今日はランチタイムに白金台のルカンケに行った。
3人で予約していてシェフと白裕子が主宰のために一番大きい青首鴨を一羽用意してくれていた。
ところが、結局女医亜紀子と2人で行くことになったのでまるまる一羽を2人で食べることになった。それぞれスープと主菜、前菜と主菜のコースを頼んだのだが、鴨は最初が足の皿、次が胸肉の皿と2皿も出て来たので、フルコース以上にお腹に溜まった。

またしても完壁なマリアージュ

今日の酒は開店初日に置いてきたコルトンと決まっていたが、果たしてコルトンとジビエが合うかどうかかなり不安だった。
しかし、一口飲んでみるとコルトンはコルトンと思えないほどの鉄分を帯びていて青首鴨の銅臭さと完璧なマリアージュを奏でたのだった。主宰が食事するときは、普通ではあまりあわなそうなマリアージュでも、いつも完壁になってしまう。ラッキーなのか北斗孫家拳なのか行いのよさなのか?

今日の酒

(白)ヴァンサン・ゴードリー サンセール 2007
あまり酸が乗っていない、サンセールらしくない甘めのサンセールだった。美味しかったが、例えればトゥレーヌの白のような味なので少し損した気分だ。


(赤)ドメーヌ・コント・スナール コルトン-アン・シャルルマーニュ 1996
コルトン・シャルルマーニュの区画で作る赤は初めて飲んだが、とてもいい熟成をしていた。前述のように、硬い金属を含むようなミネラルが青首鴨の締まった肉に合っていた。

写真

第一の主菜(鴨の足の皿)