テーマを持ってワインを飲む

今日はやまざき有楽町に行ったら、久しぶりに店員のます美がいた。元気そうで何よりだ。
今日のテーマは「カーネロス」。主宰としては珍しいテーマだが、マホニーのテンプラニーリョで興味を持ってしまった。
それにしても主宰がカリフォルニアワインばかり飲むのは本当に珍しい。

今日の酒

(赤)マホニー ピノ・ノワール 2006 カーネロ
ひどい話だが、主宰はいままでカリフォルニアワインはテロワールのことなど考えて飲むことなどほとんど無かった。もとからこの酒はうまいと思っていたが、カーネロスを意識して飲むと実に楽しい酒だ。テンプラニーリョほどではないが、内側へ向かっていくエネルギーのようなものは感じることができた。


(白)ウォーターストーン シャルドネ 2006 カーネロ
以前はもう少し濃いような気がしていたが、世界的な流れでカリフォルニアワインも濃いだけでない酒が増えてきた。(相変わらずのものもあるが。)
ただ薄くしただけのようなものもあるが、この酒に関してはテロウールへの「回帰」にかなり気を使っているように感じられた。これも内側へのエネルギーを感じることができた。


(赤)パライソ フェイト ピノ・ノワール 2006 サンタルチア・ハイランド
比較のため、カーネロスでないカリピノを飲んでみた。葡萄の凝縮感と栽培の丁寧さは前者2つに圧勝するが、テロワールの格を考えながら飲むとブルゴーニュ好きとしてはカーネロスの2つに軍配を上げてしまう。

驚きました

やまざきのヌーヴォーのチラシを眺めていると、「ソレイユ・ヌーヴォー」という文字が目に飛び込んできた。
ソレイユとは、お酒が弱い人のための甘めの赤ワインで、アルコール度数も通常のワインの半分なのだが、それのヌーヴォーとはいったい…。
とりあえず1本予約してみることにした。