日本語は難しい

今日は夕方やまざき有楽町店に来た。


1.店員のます美:「お久しぶりです〜♪」
2.主宰:「おお、本当に会ってなかったねえ。来ても休みだったり早上がりだったりで。松森(店員の悠起)にはいつも会ってんだけどね。」
3.悠起:「それって、あたしには会いたくないってことですか!?」
4.主宰:「ちがうよ〜!」
5.悠起:「悲しいです!」
6.主宰:「え? 悲しい? そんなこと言われたら勘違いしちゃうからやめてよ。」
7.悠起:「悲しいです!」

解説

2.の後半の主宰の真意は、


「(美人揃いの有楽町店で若くてかわいいます美と肩を並べる)松森にはいつも会って(嬉しくてわくわくする)んだけどね。」


ということなのだが(高いレベルで肩を並べているので比較の対象になる)、悠起には次のように聞こえてしまったようだ。


「(会いたいます美にはなかなか会えないけど、そうでも無い)松森にはいつも会って(しまっている)んだけどね。」


3.は、馬鹿な男の耳で聞くと「あたしに会いたくいてほしい。」と聞こえてしまうが、半分は当たっているだろう。ただし、それは主宰にそういう気持ちでいて欲しいというのではなく、女としてのプライドで同期で年も同じます美には負けられないということだろう。
5.もほぼ上記の3.の解説とほぼ同じ意味だろう。
6.は


「そんなこと言われたら(悠起が自分に気があると)勘違いしちゃうからやめてよ。」


という意味だ。
それを言っても7.の答えが返ってくるということは、馬鹿な男の耳で聞けば


「(あなたに気があるからそんな風に言われて)悲しいです。」


という決定的な確信につながりかねない状況だ。
ただ、悠起がA型であることを考えると3.の時点でかなり取り乱していることが考えられるのと、自分の感情を優先する(A型の特徴)ので、7.は自分の感情の状態の自己主張なのではないかと思う(単純に5.を繰り返して主張している)。


言葉を発することによって、状況によってはいろいろな解釈ができてしまう。やはり日本語は曖昧で難しい。