釈迦に説教 後日談

主宰:「おいマヤ、『釈迦に説法』の意味ちゃんと復習したか?」
マヤ:「はい、復習しました。」
主宰:「でも、お前は『釈迦に説法』の本当につかっていい場面についてはわかってないみたいだな。」
マヤ:「え? どういうことなんですか?」
主宰:「釈迦に説法って言うのは、本来は俺みたいにお釈迦様と誕生日が同じ崇高な人にじゃないと使っちゃいけないわけ。だから、田崎真也にマヤがワインのことを語ったとしてもそれは本当の意味では『釈迦に説法』になってないわけよ。まあ、今では世間のほとんどの人がその意味を知らずに慣用的に誰にでも彼にでも使っちゃってるけどね。」
マヤ:「そうだったんですか!」
健(一ツ橋大学卒):「へえ〜、そうなんですか…。」
主宰:「マヤをからかってただけなのに、お前が騙されてどうすんだよ!」
健:「えっ? 違ったんですか?」


違うよ。