ワインはどうでもいい

今日はそれほど量を飲んだわけではないが、結果的に3軒で酒を飲んでしまった。

身内のラーメン屋

半蔵門のIBUKIという店に行った。主宰の従兄妹の久美子の旦那の純の妹の旦那が経営する店で、どうも純の父(会社社長)が出資しているらしい。
主宰の母とその妹(久美子の母)が2人で行くことになっていたのだが、主宰も合流し、母の妹の旦那も合流して4人で行くこととなった。
まず店に入って気になったのが、床の油っぽさだ。滑る。店内はなんとなく喫茶店風に飾ってあって小洒落た感じを演出しようとしているのは分かるが、床がこれでは…。小汚いラーメン屋のレベルだ。
スープの出汁は、カツオとホタテでとっているものと思われるコクのある魚貝系の味。
つけ麺の太麺の食感はなかなかいい。もう少し麺と絡むつゆだといいのだが…。
全体的に味はそこそこだが、迷いが感じられ確固たる信念が伝わってこない。
一品料理も通り一遍だが、味はまあまあ。
ただ、「焼きチャーシュー」などという意味の無いメニューがあったりするところが、「外している」感じがしてしまう。
場所がいい(半蔵門駅の上のビル)のでそこそこ流行っているようだが、なお一層の精進を期待したい。

王のチーズ

その後、秀臣とヴィノスやまざき有楽町店に行った。
主宰は食事後で、秀臣は昼食が遅かったのでワインだけを飲んでいた。


秀臣:「チーズ食いません?」
主宰:「ん?いいよ。じゃあ、選んでくるから待ってて。」


店員の文(あや):「チーズをお探しですか?」
主宰:「うん。」
文:「お勧めのがあるんですよ!」
主宰:「何ていうの?」
文:「モンドールです!」
主宰:「いくら?」
文:「3000円です。」
主宰:「え?マジ?高いじゃん。」
文:「絶対に美味しいんですよ!」
主宰:「あっそう。俺は気はすすまないけど、連れの人にきいてみるね。」


主宰:「どっちがいい?こっちは北海道の牛乳のモッツァレラで800円、こっちはフランスで王のチーズと呼ばれてるやつらしいんだけど、3000円もするんだよ。」
秀臣:「そうなんですか?じゃあ、こっち(王)行きましょ!王って言うぐらいだからきっとうまいんですよね?」
主宰:「まじで?じゃあ、そうしましょう。俺も初めてだからうまいかどうか知らないけど…。」


用意されたので食べてみた。


秀臣:「ん。」
主宰:「ん…。」
秀臣:「んん!」
主宰:「んん…!!!」
秀臣:「んんん!!!!」
主宰:「んんんん!!!!!!! なんだこれ?マジで旨くない?」
秀臣:「うまいですねえ!」
主宰:「なんか、口に入れてから2秒後に余韻がふわっと広がるというか…。」
秀臣:「そうそう、広がりますよね。凄いうまいですね。」
主宰:「いやあ、良くこれ選んでくれたよなあ…。俺、あんまりチーズとワイン一緒に飲むの好きじゃないんですよ。」
秀臣:「なんでですか?」
主宰:「チーズとワインを一緒に飲むとワインの味が変わってしまうというか、必要以上に甘くなりますよね?それがいやなんですよ。いつも自分は旨い酒飲んでるから甘くなんてならなくていいですよね?」
秀臣:「そういわれてみればそうですね。でも、これ、変わらないですよね。」
主宰:「そう!全然邪魔しない。邪魔しないって言うか、これだけでいいや。ワインはどうでも良くてこれがうまい。」


ボトルが空になっても主宰と秀臣はチーズを食べ続けた。


秀臣:「なるほど…、これが王のチーズか…。」

コートを忘れました。

昨日二次会で行った神田の地ビールのバーに寒い中コートを忘れてしまった(酔っ払っていて全然寒くなかったです)ので、取りに来た。ついでに一杯飲んで帰った。

今日の酒

(麦酒)中ジョッキ
(赤)シャトー・オー・ミュジエル コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ"ル・ルーシニャック" 2006
(赤)スリー・ヒルカベルネ・ソーヴィニョン 2005 マーガレット・リヴァー
(麦酒)大阪の地ビール