謙遜

bebian912008-12-07

今日はクリスタリーヌで「ジョルジュ・ルーミエの会」を行った。

特別な料理

クリスタリーヌのランチコースは2500円で前菜、スープ、肉、デザートなのだが、今日も特別に(2回目)スープを魚に変えてもらった(追加料金は払います)。
前回はメニューにある選べる魚料理だったが、今回は鱈にラタトゥイユが敷いてあるという特別な料理を出していただいて、力強いブルゴーニュの白ワインたちととてもよく合いました。
いつもありがとうございます。

そんなつもりじゃ…

まり子先生が話題の中心になった。


祐亮:「どこでワイン教室やってらっしゃるんですか?」
まり子先生:「白金の自宅でやっているんです。」
祐亮:「シロガネーゼですか! じゃあ、セレブのお高い感じの人ばっかりなんですか?」
まり子先生:「いえいえ、全然そんなんじゃなくて…、本当に全然、まったく普通の人たちですよ。」
主宰:「ここにもまり子先生の教室通ったことがある人が数名いますけど、『全然まったく普通』なんですね?(笑) あと、声もかわいい香世子さんとかも『全然まったく普通』ってことなんですよね?(笑)」
まり子先生:「あっ!? いや…、そういうことじゃなくて…(汗;;)。み…皆様、特別なお客様ですよ!!!」


自分にとっても一緒にワインを飲んでくれる人は特別な存在なのに、ましてやまり子先生にとって生徒さんやワイン仲間がそうでないわけありません。あげあしとって突っ込んでしまって、いぢわるですみません。
最後の開き直りは可愛かったです。

恋の行方

主宰:「最近(桃)佳子ちゃんと連絡とれてんの?」
穣:「メールだけは行き来してますけど…。なんか忙しいみたいですよ。」
主宰:「だめだな…。終わったな。」
穣:「そうなんですか?」
主宰:「忙しくても会いたかったら会うよ。会えない状態になってうまく行ったためしないから無理だな。」
まり子先生:「ひどーい。それじゃ夢も希望もないじゃない。」
主宰:「そうです。そのとおり夢も希望もないから早くダメって分かったほうが穣くんも傷つかなくていいと思うんだよね。」
もろ:「そうそう、こういうのは早いほうがいいよ。絶対無理無理。無理だから。」
穣:「そうなんですかねえ…(泣)」


落ち込もうが泣こうが無理なものは無理です。断言します。

今日の酒

(泡)ドメーヌ・フランソワ・ミクルスキ クレマン・ド・ブルゴーニュ NV
かなり美味いクレマンだ。
が、ミクルスキという名前でジュンヌヴリエールのような厚みのあるワインを勝手に期待してしまっていたので(馬鹿)、結果的に期待はずれだった。
あとからその誤りに気がつきました。


(白)ドメーヌ・ジャイエ・ジル ブルゴーニュ・アリゴテ 2004
こちらも『ジャイエ・ジル』という名前で、アリゴテらしからぬ厚みのあって樽が効いたコテコテのワインを想像していたが、品よくすっきりとまとまっていてとてもいいワインだった。もろが喜んでいた。


(赤)ルー・デュモン サヴィニー・レ・ボーヌ 1er レ・ベルジュレス・エ・バタイエール 1987(アルベール・モロのモノポール)
熟成したボーヌのいいワインは五臓六腑に染み渡って良い。うまい。


(白)ドメーヌ・マトロ サントーバン 1er フルール・ド・コトー 2002
旨いけど、甘い。補糖か?
アメリカ向けの酒なのか?


(赤)ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ ブルゴーニュ 2000
美味しい。ブルゴーニュルージュらしからぬ、コク、旨み、香り、そして値段。


(白)ドメーヌ・ルフレーヴ ムルソー 1er スール・ド・ダーヌ 2001
うまいけど早い(吉野家ではありません)。10年後旨いだろうなあ…。
味はムルソーではない。どちらかというとピュリニーに近い感じ。(実際はブラニー村)
本当にいい酒は7年たってもまだガチガチなんだということを教えてくれた。それも白で…。
恐れ入りました。


(赤)ドメーヌ・アンヌ・グロ シャンボール・ミュジニー コンブ・ドルヴォー 2004
この味はシャンボールではない。(実際にシャンボール・ミュジニー村の畑としては飛び地で、エシェゾーと地続き)
それほどミネラルが多いわけではない畑でこの骨太な味はさすがだ。


(赤)ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ シャンボール・ミュジニー 2001
期待通りうまい。さすが。ルーミエ独特の余韻に含まれる酸味が舌に絡むのが長く楽しめるのが凄い。


(赤)ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ モレ・サン・ドニ 1er クロ・ド・ラ・ブシエール 1999 モノポール
力強い。凄く旨い。さすが以外の何者でもない。ルーミエ独特の余韻に含まれる力強い酸味が舌にさらに長く絡みいつまでも楽しめるのがもの凄い。本当にいい酒だ。


(貴腐)ドメーヌ・ギュファン・エナン マコン・ピエールクロ ル・カプリスュー・デュ・ドメーヌ 2000
なんじゃそりゃ?って感じの予測不能な味。尋常でない厚みのコクが舌の上に何重にも覆いかぶさって支配する。凄い酒だ。こんな貴重な酒はそうそう味わえるものではない。
幸運なことにあと一本あるので、10年くらい寝かせてみるとしよう。



参加者

祐亮O、穣B、康友B、まり子先生O、もろO、りさB、マヤA、義往O、主宰B

写真

アルベール・モロとシズカ・モロ
他の写真はmixiに載せました。