ニラマムさん

今日の知音食堂のだいたいの面子が決まって、2日前に予約の電話を入れた。


店員:「ニーハオ!」
主宰:「日本語分かる?」
店員:「チョットダケネ。」
主宰:「今度の金曜に予約したいんだけど。」
店員:「イツデスカ?」
主宰:「き・ん・よ・う! 17日だよ! わかった?」
店員:「ハイ、ワカリマシタ。」
主宰:「ほんとに分かってんの?」
店員:「ハイ、ワカッテマスヨ。ナンニンサマデスカ?」
主宰:「6人だよ、ろ・く! 分かった?」
店員:「ハイ、ワカリマシタ。ナマエ言ッテ。」
主宰:「村松です。む・ら・ま・つ!」
店員:「二ムツマさんですか?」
主宰:「むらまつですよ。む〜・ら〜・ま〜・つ〜!! わかった?」
店員:「ハイワカリマシタ。」


非常に不安だった。


当日になって、参加予定のルナから早く着きそうだというメールが来た。
主宰も早く着いたのでルナに電話した。が、出ない。


しばらくするとルナからコールバックがあった。


ルナ:「誰?」
主宰:「はあ? 村松だけど。かけといて『誰?』っていったいなんなんだよ!?」
ルナ:「ああ、村松さんか、ごめん登録してなかった。」
主宰:「登録してなくても、コールバックでかけといて『誰?』はねえだろ!? 登録しろよ!」
ルナ:「ごめんごめん。」
主宰:「ところで、今日の店、一応予約はしたんだけどさ、なんか電話のときの応対が怪しくて不安なんだよね。」
ルナ:「じゃあ、先に行って確認すればいいじゃん。行こうよ。あたしお腹すいたし、先に食べちゃおうかな。」
主宰:「そうだな、行っちゃうか。」


ルナと待ち合わせてからすぐに店に到着。店内は混んでいたが、丸テーブルと椅子が6個空いてた。


店員:「ナンメイ様デスカ?」
主宰:「そのテーブルだから。座っていいでしょ?」
店員:「ハイ、ドウゾ。」


その丸テーブルは予約であることが分かるように張り紙がしてあった。


「19:30 6人 ニラマムさん」


主宰:「なにこれ?『ニラマムさん』だって。アハハハ!」
ルナ:「アハハハ! 今日からニラマムさんって呼ぶけどいい?」
主宰:「…、別にいいよ。」

肝心な飯

うまかった。写真は海老の料理。何もかも辛かった。

今日の酒

(ビール)朝日(メニューに漢字で書いてある。)


(白)中国のマスカット
香世子の旦那の裕が乗り気で勢いで注文してしまったが、意外と飲めた。

面子

香世子、裕、ルナ、鼻佳子、寛康(のりやす)、主宰