しげちゃん

bebian912008-08-29

今週は忙しかったので、金曜にして初の酒を飲んだ。
遅めの時間で旨い酒を飲むならIZAKAYA VINしかない。
今日は、跡取り息子のイケメンしげちゃんが仕切る3階に初めて通された。
席に着くなり、さっそくしげちゃんがボトルをうれしそうに持ってきた。


しげ:「今日はシャソルネがあいてますよ!」
主宰:「お、それは最後にいいただきます。楽しみだね♪」

検証

主宰:「しげちゃん、なんかお勧めの白ワインない?」
しげ:「お勧めと言うわけではないのですが、村松さんにはこれを一緒に検証していただこうと思いまして…。」
主宰:「おっ!♪ ベルナール・モレじゃん!しかも、1989年。いいねえ…。」
しげ:「是非感想を聞かせてください。」


飲んでみる。


主宰:「確かにまっすぐ熟成してないね。なんか、熟成してる部分と若い部分が混じってしまっていて、半端っちゃ半端だけど…。これはこれでありとは思うけど…。」
しげ:「やっぱりそうですよねえ…。これ、凄く期待していたんですけど、ちょっと残念でした。」


すべて一筋縄じゃいかないからワインは面白いわけだが、そういう酒を飲む機会も少ないので、今日はしげちゃんには楽しませてもらいました。
ごちそうさまでした。(たぶんつけてない)

今日の酒

(赤)蔵確認中 ブルグイユ 2004
とてもいいシノンを飲んでいる感じ。(隣の村だけど。)
今日はこれが一番楽しめた。
実はシノンとブルグイユ大好きなんです♪


(赤)ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フィス ブルゴーニュ・パストゥグラン "ア・ミマナ" 2006
(赤)ドメーヌ・トラペ・ペール・エ・フィス マルサネ 2004

今まで数回ジャン・ルイ・トラペのワインを飲んだことがあった。今日もとてもよくできていて美味しいワインだ。が、今回もなんとなくしっくりこなかった。やはり、主宰には味が真面目過ぎる感じがする。また、どのワインにも同じ性格を与えようとしているのが伺えた。きっとジャン・ルイ・トラペは典型的なA型なのだろう。
とか言いながらVINであいている時は必ず飲んでいる。潜在意識では好きなのかも知れない。しかも近々「ジャン・ルイ・トラペの会」を開く予定があるし…。


(白)ドメーヌ・ベルナール・モレ シャサーニュ・モンラッシェ 1er カイユレ 1989
上記「検証」参照


(赤)ドメーヌ・ド・シャソルネ ニュイ・サン・ジョルジュ 1er クロ・デ・ザルジェール 2003
はじめてシャソルネを飲んだ。まだまだ若かったが、本当にすばらしい酒だった。ただ、この酒には主宰の遊び心は分かってもらえなかった。
15年後に飲んだら美味しいだろうなあ…。
こんな超スター生産者のトップキュヴェがグラスで飲めるのだから、IZAKAYA VINはやめられない。