ワインの評価

今日は「リアルワインガイド」をはじめて読んだ。緩くて温い、半端な雑誌だった。(ひどい言い切り…。)
よく言えば「A型的な中庸な表現が多い」と言えるが、主宰の主観で捉えると、「非常に甘い」と言わざるを得ない。
「リアルワインガイド」のファンの方は、ワイナート田中教の信者である主宰の戯言だと思って流してほしい。

良いところ

◎試飲本数の夥しさ。特筆に価する。
◎飲み頃指標はすべてのワインに掲載。

悪いところ

●コメントの語彙が貧弱。味がイメージできない。(そこまで言うか?)
●点数がほとんど同じ。点をつける意味がない。(ひど〜い。)
●今飲む場合とポテンシャルとで評価が分かれているが、ほとんどがポテンシャルに1〜3点加わっているだけで、これも無意味。(もっとひど〜い。)


ワインは、例えば「ミネラリー」「力強い」「濃い」等は物理的な指標でしかなく、最終的に美味しいと思うかどうかは飲み手の主観にかかっていると言える。コメンテイターは点数にどんどん差をつけ、ワイン関するコメントも主観を過激なくらい思いっきり主張すべきだ。点数が良くても美味しい理由が読み手の好みにあってなさそうなら、読み手にとってそのワインがどれくらいの感動が得られそうか、ある程度の想像がつく。(ホントかよ?=本当だけど)


主宰のようなプロでない人間は飲む本数に限りがあるので、プロのはっきりとした主観とその蓄積から客観を拾って、さらにそれを自分の主観に昇華(?)させることで、ワインの味を想像し費用対効果で選び購入(応札)する。


しかしリアルワインガイドの緩くて甘い均一的な採点、貧弱な語彙、当たり障り無い表現からは、客観を拾うための材料がなく、役に立たない。『ガイド』になってない。(またまたそんなあ〜。やだなあ、B型の人は…。)


主宰のように主観から客観を拾って自分の主観を組み立ててワインを選ぶというのは相当の通だからあまり参考にならないかもしれないが、素人ならなおいっそう数字に依存したがるのではないか?
そういった観点からも採点は辛く、厳しく、差を大きくつけるべきだ。(いいじゃん、いろいろな業者とか生産者にも気を使わないと。)


リアルワインガイドは、編集方針の大幅な見直し、コメンテイターの総入れ替え等大胆な改革が必要に思う。(そこまでしなくても…。)


ちゃんちゃん♪(今日は落ちもフォローもなくてあんまりな文章になってしまったので、あとから自己ツッコミを付記しました。)