究極の冷やかし

今日は、かねてより一回行ってみたかったワインスクールに行ってみた。
少人数でアットホームな雰囲気が売りと言うことだったが、講師も生徒もみな真面目で人数が多いかどうかは結局は関係ないような…。
弟子のマヤからは、ワインスクールの後は必ず二次会があると聞いていたのだが、このスクールでは人数が少ないのためか毎回そういうことにはならないらしい。
出会い!?を期待していたので、このスクールはもう行かないことにした。真面目に勉強したい人にはお勧めかもしれないが…。


帰りのエレベータで正面に座っていた男性と一緒になったので、一緒にやまざき有楽町店に行って男二人で二次会した。


健:「振り替えか何かでいらしていたのですか?」
主宰:「いえ、トライアルなんですよ。実は僕は本当はワインに凄く詳しくて今日の内容は全部分かってました。今日は様子見って言うか、『ワインスクール』ってどんなんか見てみたかったという好奇心だけで来たんですよね。」
健:「ってことは、冷やかしって感じですよね?」
主宰:「そうだね。冷やかしだね。それも『究極の冷やかし』。それが一番適切な表現かもしれないなあ…。」

スクールの酒

今日のテイスティングのテーマは泡だそうだが、講習料のほかに教材費で1700円とるならシャンパンぐらい出してほしいなあ…。


(泡)マルティーニ アスティ NV DOCG
甘い。アスティとしては普通だが、アスティはアスティでしかない。


(泡)セグラ・ヴューダス カヴァ ブリュット レゼルヴァ NV
よく、「シャンパンと同じ製法」と言うカヴァがあるが、これもそう。なんと言ってもスペイン王室御用達なのだそうだ。同じ製法なのになぜシャンパンと同じ味にならないのか?
やはり気候や土なのだろうか?このカヴァに関して言えば、スペインでは暑くて熟しすぎるはずの葡萄から酸が感じられ、最もシャンパンに近い味になって良いような気がするがそうならない。
シャンパンとは土地、品種云々より、やはりその土地のオーラ、伝統、プライドなどの見えない要素から構成される特別な飲み物ものなのだろう。
と、シャンパンの話になってしまったが、要はこの酒がシャンパンとの比較してもいい品質を持っている(勝てないが)ということで、主宰的には前向きな評価です。


(泡)ジョーダン・ヴィンヤーズ&ワイナリー Jキュヴェ20 NV
そのまま白ワインを作ればムルソーより厚みがあるワインができるのではないかと思われるソノマの葡萄に樽もしっかりとかけて作られた泡。どうしてこういう葡萄で泡作るのか?と思われる向きもあるかもしれないが、主宰的にはこういう馬鹿っぽくてわかりやすいアメリカ人が好きそうな味の泡があってもいいと思う。素直においしいし、完成度は相当高い。
ただし、こういう類の酒だけで会を開くのは飽きがくるので無理だろう。

今日のスクール

http://cinq-sens.jp/
冷やかしてしまってすみませんでした。