エロい靴
今日は弟子のマヤがベビアンを飲みたいと言うことで、やまざき渋谷店でいろいろとテイスティングした。
だいぶ分かったな
アレックス・ガンバルのブルゴーニュ・ブラン2006を飲んだ。2005年を飲んだときに、従来のカリフォルニアワインのようなスタイルから、よりブルゴーニュらしさを求めて試行錯誤を繰り返していることを感じ取れたが、2006年は確信に満ち始めているように感じられた。今後更なる進化を遂げることを期待したい。
アレックスもだいぶブルゴーニュのことが分かってきたようだ。
難しい年である2007年にネゴシアンとしてどうまとめてくるか見ものである。
ミシェル・ロランの魂を注入
シャトー・ヴュー・サンタンドレ2005はいい酒だが、ガチガチだった。グラスをいくら回しても開く気配が無い。
そこで、「微酸素処理」のミシェル・ロランの魂を注入を試みることにした。グラスの底の部分を左手でブランデーグラスのように持って、グラスの淵を右手で蓋をし、ミシェル・ロランが煙草を吸いながら生産者を見下したような態度で「微酸素処理やっとけ。」と言い放つ様をイメージしながらグラスを回し、それをワインに刷り込んでいった。
マヤを知っている人はその結果について聞いてみてください。
話題をそらすA型
マヤもやまざきに行く回数が増え、顔を覚えてもらえるまでになった。今日は店員の愛ちゃんと話していた。
主宰:「そういえば!愛ちゃんの旦那ってすごいかっこいいんだよ!」
マヤ:「そうなんですか?ってことは、美男美女のカップルじゃないですか!」
愛ちゃん:「いやいや…。そんなんじゃ…。」
とテレまくって困る愛ちゃん。
主宰:「結構式の後にやまざき来たときに目撃したんだけど、背が高くてジャニーズ系って言うかそういうかっこよさなんだよね。」
マヤ:「おお〜♪」
愛ちゃん:「あ、村松さん、素敵な靴履いてますね。今までと違う感じでそういうのも良いじゃないですか。」
主宰:「愛ちゃんって、親A型でしょ?」
愛ちゃん:「はい、両親ともA型です。それがなにか?」
主宰:「都合が悪くなると違う話題にそらそうとするのがA型っぽいんだけど、愛ちゃんがO型なの知ってるんで親がA型かなとおもってさ。」
いい人にもらってもらう
店員の愛ちゃん:「村松さん、ワイン買いませんか?」
主宰:「いつも買ってんじゃん。」
愛ちゃん:「いいのがあるんですよ。」
主宰:「なになに?」
シャトー・ムーラン・オーラロック1990登場。
主宰:「おおっ!なんでこんなものがここにあるの?」
愛ちゃん:「これはクラブオンのプラチナ会員向けに売るアイテムを西武の要請で用意して個別に売ってるんです。数本あるので村松さんもどうかと思って…。」
主宰:「6000円なら買ってもいいよ。」
愛ちゃん:「はい、お買い上げありがとうございます!5500円です!」
主宰:「なんだ、安いじゃん!」
ボトルに何か語りかけている愛ちゃん。
主宰:「何してんの?」
愛ちゃん:「このワインに『いい人にもらってもらってよかったね』と語りかけていたんですよ。」
主宰:「この俺がいい人?」
愛ちゃん:「そうですよ!ワインをこんなに大事に飲んでくださる人はなかなかいないじゃないですか!」
主宰:「それもそうだな。その観点なら俺は『いい人』どころか『最高』だな。ハッハッハ!!!!」
帰り際
愛ちゃん:「エロい靴履いてますね。」
マヤ:「そうですか?」
(黒の光沢の10cmヒール)