迷惑な客

bebian912008-05-19

16日にオー・レギュームへ行って、20日のワイン会の相談しようと思っていましたが、週末ということで満席で行けませんでした。
今日21時半ころに一人で酒もって訪問する予定だったのですが、一番弟子の英彰と二番弟子のマヤが来てくれました。
思わぬ人数だったので、明日の会の酒にも手をつけてしまいました(笑)

自分本位な注文

赤坂にあるオー・レギュームには21時40分に到着。店の人が最後の客になるはずの人たちを送り出すところだった。
我々が来なければ早くあがって休めるはずのところを…。


料理は、前菜/メイン/デサート/コーヒーのAコースを3人とも注文したが、選べる皿はすべて別にして前菜3種類、肉料理3種類、デザート3種類、飲み物まで、コーヒー、エスプレッソ、ハーブティーと分けて注文し3人で堪能しつくした。
五十嵐シェフはさぞかし手がかかったことだろう。
主宰とその弟子達は迷惑尽くしの客と化していた。


主宰:「こんなに遅く来て、全部別に頼んでしまってすみません…。」
五十嵐シェフ:「いえいえ、そういう店ですから…。」
主宰:「明日は、皆同じ料理なんでよろしくお願いします。」


同じも何も、今日飲んだ酒に合わせて明日の料理作れってんだから、メニューにある料理をたくさん作るより面倒に違いない。
直後、五十嵐シェフにシャトーヌフデュパプを飲んでもらった。


五十嵐:「意外と甘いですねえ。」
主宰:「そうなんですよ。結構馬鹿っぽい味ですよね。」
五十嵐:「鴨なんか合いそうですけどどうでしょうか?」
主宰:「いいと思います。では、今日シャトーヌフデュパプを半分残していきますので、ソースに使ってください。」
五十嵐:「分かりました!」

今日の酒

(赤)ドメーヌ・デ・ボスケ ジゴンダス 2001=写真
上品なジゴンダスだった。美味しい。


(赤)ドメーヌ・ド・パニス シャトーヌフ・デュ・パプ "ノーブル・レヴェラシオン" 2003
最初は馬鹿っぽい味だったが、開くにつれて本来の南ローヌの味が染み渡ってきた。明日はデカンタするのが良さそうだ。

訃報

ワイン界の重鎮、ロバートモンダヴィがなくなったそうだ。彼の功罪(「功績」ではなく敢えて「功罪」と書く)を称え、冥福を祈ります。