驚異のアミューズ

今日は「左岸の会」の会場を探すべく、赤坂の「オー・レギューム」に行ってみた。

野菜料理中心の店と聞いていたので、ボリュームが足りなくないか、味が薄くはないか、ワインに合う料理だろうか？ などと心配をしていたのだが、心配は全く無用だった。
コースはアミューズ、冷前菜、温前菜、メインと続くのだが、質、量ともに申し分ない。
特に最初に出てきたアミューズの野菜の付け合せは見た目から想像する味よりはるかに甘みが濃厚でコクがあり、思わず

「あれ？」

といってしまうくらい良いほうに裏切られた。
食べ進んでも旬の野菜がたくさん皿に乗るが、肉や魚もちょうど良い大きさで、かつ美味しい。適度な塩気も酒を促してくれて、持ってきたヴォーヌロマネも軽く飲んでしまった。
とても美味しく、ワイン持ち込み料などを含む総額などでも合意することが出来たので、ここでワイン会を開かせていただくことにした。
良い店が見つかってよかった。

※写真は前菜の前のつけ合わせ(アミューズ)

今日の酒

(白)カラフェのシャルドネ
「ドメーヌ〜」と書いてあったので、フランスだろう。単純な厚みは南仏のものと想像。

(赤)ドメーヌ・コンフュロン・コトティド ヴォーヌ・ロマネ 1993
久しぶりに一本をゆっくり飲んだ。やまざきの買い付け担当の寺田君(このワインの買い付けも担当)が、ゆっくり飲むといろいろな表情を見せてくれて面白いと言っていたので、ワイン会で出さずにゆっくり飲んでみた。良かった。
熟成から来るなめし皮や動物臭が時折顔を出すが、北斗孫家拳で修正しながら飲んだ。