ボルドーでブルゴーニュ

bebian912007-09-30

今日はエノテカ銀座店に行った。文博お勧めのロシニョール・トラペのシャンベルタンを買いに来たのだが、店に入る前に手前のバーに寄った。

ラベルが物語る味

主宰:「なんかブルゴーニュあいてますか?」
店員の五十嵐さん(♀):「メニュー外のものはありませんが、フィリップ・ルクレールブルゴーニュでしたらメニューに載ってございます。」
主宰:「ではそれを。」
五十嵐:「いかがですか?」
主宰:「力強くて良いねえ。ただのACブルゴーニュでこれはすごいねえ。」
五十嵐:「この力強いラベル(写真)をご覧になっても分かるかと思いますが、まさに『ラベルが味を表現する』という感じですよね♪」
主宰:「たしかに…。」

コーヒー

ワインをゆっくり飲みながら考え事をしていたが、この場所(松坂屋向かいの小松ビル)は空気というか気がとても良い。一階はエノテカだが、その他はブルガリを中心にブランド物ばかり売っているビルなのだ。主宰はブランド物に興味が無いので無縁だが、その高級感というか上流階級だけ吸っていい空気みたいなものがあって、成功の香りがする。
ずっとここで考え事をしたいがあまり酔うわけにも行かなかった。


主宰:「メニューにあるコーヒーって頼んでいいの?」
五十嵐:「はいどうぞ!」


中略


主宰:「コーヒー美味しいねえ。」
五十嵐:「イタリアの有名なメーカーの豆を使っているんですよ。」
主宰:「淹れ方もいいんじゃない?」
五十嵐:「愛情がこもってますから!」


唐突な冗談に少したじろいだが、冗談でもちょっとうれしい馬鹿な主宰だった。

ボケとツッコミ

主宰:「では会計を。領収書お願いね。」
店員の鈴木さん(♀):「はい。分かりました。」


領収書の下のほうに「小松ストア」とあるが、その下に鈴木さんが、


ボルドーバー」


と書き足した。


主宰:「ここ、『ボルドーバー』って言うんだ。」
鈴木:「そうなんですよ。」
主宰:「ボルドーバーなのになんでブルゴーニュ出すの?」
鈴木:「ボルドーだけじゃやっていけないんで。」
主宰:「ああ、よかった。」
鈴木:「なにがですか?」
主宰:「つっこんでくれたから。黙られたらこっちも困るからさ…。別に関西人でもなんでもないんだけどね。」
鈴木:「シャンパーニュもありますよ!」
主宰:「こんどはボケてくれんの?うれしいよ。」