知っている醤油

今日は六本木の芋洗坂シャンパンバー「シャンデル」に行った。
先日まどか主催のスパークリングワイン勉強会のための教材を作ろうとしてこの店で借りた雑誌「ワイナート39号」を返しに行ったのだ。


主宰:「本お借りしてありがとうございました。おかげで助かりました。」
ママ:「いえいえ、お客さんに貸した本が帰ってくるなんて珍しいんですよ。村松さん律儀ですね。」
主宰:「律儀?借りたもの返しただけで?それはいいとして、長い間お借りしたので、お礼とお詫びに僕が愛用している醤油を持ってきました。良かったら使ってください。」
ママ:「ありがとうございます♪では、早速なめてみようかしら…。」


と言った瞬間にお客さんがなだれ込んできて、醤油をなめるどころの話ではなくなってしまった。


しばらくすると、月曜と金曜に店に出ているというさゆりちゃんが主宰のところへ来た。


さゆり:「あたしちょっと(醤油を)頂いてみていいですか?」
主宰:「どうぞどうぞ。」
さゆり:「甘〜い♪ すごい美味しい醤油ですね!!!! このメーカーということはアメリカで作ってる醤油なんですか?」
主宰:「いや、まさか…。埼玉県の北のほうのでつくってるんだよ。」
さゆり:「埼玉県の北のほうと言えば、ヤマキなら知ってるけど…。」
主宰:「え?ヤマキ知ってんの?これ、ヤマキで作ってる醤油だよ。ヤマキで売っているやつよりこだわって作ってるからもっと美味しいやつだけどね。」
さゆり:「ええ〜、そうなんですかあ〜!!! あたしも取ろうかしら。」
ママ:「え?そんなに美味しいの?どれどれ…。香りからして違うわねえ。本当に良いお醤油だわ♪ かえってお気遣いいただいてすみません。」


ママもさゆりも細身だが、美味しいものの話はいろいろと相当詳しいようだ。他にも食材の話で盛り上がっていた。


ママ:「テーブルのお客さんにドライマンゴー出してちょうだい!」
さゆり:「わかりました。」


ドライマンゴー?


主宰:「フィリピン産の『7D』って言うドライマンゴーがすごく美味しいんだよ。」
さゆり:「知ってますう〜♪ハワイで売ってましたよお!おいしいですよね〜。」


この女、ただ者ではないな…。

明朗会計!?

風俗に行っているつもりは無いが、ママが「水商売」と言っていたのでこういう言い方が正しいのか…。
座って1000円。グラスで出しているシャンパンなら何を飲んでも一杯2000円。(もしかしたら友達価格かも知れないが…。)


主宰:「じゃあ、〆てくれる?」
さゆり:「はい。7000円です。」
主宰:「安いよねえ!? はじめて来たときも3杯飲んだんだけど、15000円は覚悟したからね。」
さゆり:「はい、このエリアということを考えたら安いと思いますよ。」


ホントに。