エロやらしい

今日はやまざき渋谷店の開店5周年記念イベントに出席した。
主宰が集めた面子は、泰久、加代子、石井ちゃんの三人。そのほかにやまざきのイベントと言うことで知っている人がたくさん来ていると思っていたが意外に少なく、画廊のマダムを除いては、一葉(かずは)さんだけだった。


イベントは最近のヴィノスやまざきの好調ぶりをうかがわせる大盛況で、会場である池袋のサンシャインに出来たパン屋のメゾンカイザーの料理は、あまり期待していなかったが殊の外美味しく頂くことが出来た。
ワインは10種十分堪能できた。新たにニュージーランドのワインが販売されることになっていてその御披露目もあった。ニュージーランドのワインは単純で分かりやすくて美味しかった(最近このようなワインのことを「馬鹿ワイン」と呼んでいる。褒め言葉である。)が、その美味しさより、常に新しいチャレンジを続けるやまざきの姿勢に、また改めて感銘を受けたのだった。


さて、宴が終わると泰久と加代子はさっさと帰ってしまった。主宰は石井ちゃんと一葉さんとその友達の純子さんといた。


純子:「村松さん、あたし達これから銀座かどっかで軽く飲むんですけどよかったらどうですか?」
石井:「行く行く!って、俺誘われてないか…。」
主宰:「あの、この人エロいけど連れてっても良いですか?」
一葉:「どうぞどうぞ!」
石井:「エロいけど、『エロやさしい』んだよ、俺って。」
主宰:「違うよ、『エロやらしい』だろ。」


まさに、「石井ちゃんの、石井ちゃんによる、石井ちゃんのための言葉」の誕生の瞬間である。石井ちゃんのことは別にきらいということはなく、むしろ仲がよく好きなほうだが、咄嗟に発した主宰の一言は、あまりに的確で洒落にならなかった。<言葉の意味>
「エロかわいい」:そのまんま。
「エロかっこいい」:そのまんま。
「エロかなしい」:「エロかわいい」または「エロかっこいい」を目指しているが、似合っていない悲しい状態。
「エロやさしい」:なんじゃそれ?
「エロやらしい」:究極にエロいこと!?