つつかれる主宰

佐渡裕の芸風

胃袋日記にもあるが、今日の昼は胃袋女、香織さんとミューザ川崎で行われた佐渡裕指揮東京都交響楽団の演奏会に行った。
なんと言っても今日の発見はすばらしいミューザの響き、とてもよい音響である。三階席の指揮者の顔が見える席で聴いていたが、オーケストラの出しているピアニッシモや、ヴァイオリンの箱の音もしっかりと聞こえた。噂には聞いていたが聞きしに勝る響きのよさに感服した。
佐渡裕はいい指揮者だが、常にテンションが高く演奏にメリハリが無い…。
春の祭典での金管が好き勝手に他の楽器に気を配ることなくフォルティッシモを吹きまくっているのを聴くと、サイモン・ラトルの明晰な演奏が恋しくなる。
バーンスタインの弟子ということだが、この芸風を突き詰めるならば、ゲオルク・ショルティを目指すべきだろう。
がんばれ佐渡裕

つつかれる主宰

夜は名古屋に住んでいる陽子さんと食事することになっていたので、やまざきで待ち合わせたのだが、陽子さんは存在感がありやまざきの店員の目を引いた。
経営者のゆう子りんは、


「あら♪いらっしゃいませ♪ごゆっくりどうぞ♪」


とひやかし始める。
それだけに飽き足らず、主宰の背中を指で何回もつつくのだが、主宰が黙殺するとさらにつつき続けた。
そういう事ではないのだが…。
その後すぐにコンコンブルに案内したのだが、喜んでもらえてよかった。
ワインはペノティエのカバルデスの樽熟成とロロニスのシャルドネを出したのだが、ロロニスが特に気に入ったようだった。


主宰:「陽子さん何型?」
陽子:「典型的なO型です。」


やっぱり…。