放心状態

久しぶりに放心状態になった。
何が原因かというと、中田英寿の引退だ。
なんとなくやめてしまうような気がしていたが、あまりに唐突な発表に一瞬頭が真っ白になった。
自分の意識では、それ程好きな選手ではなかったように思っていたが、日本代表の試合を思い入れたっぷりに見る主宰にとって、10年もその屋台骨を支える中田英寿の存在は好き嫌いを超越して、絶対に必要不可欠なのにありがたみすら忘れる空気のような存在になっていたのだ。
残念という状態を通り越して、何と言っていいかわからない…。

攻撃的守備

最初の15分で寝てしまったが、イタリアの守備は凄まじかった。驚異的な運動量で、自陣でボールを回すドイツに対して恒常的に敵陣に侵入して6〜7人でプレッシャーをかけてボールを奪いまくっていた。
カテナチオから一歩進んだ攻撃的守備に脱帽し、感動した。
あとの105分のことは分からないが…。
三冠王なのに守りの野球を標榜している中日の落合博満監督がイタリアの守備にえらく感心していたというスポーツ新聞のサイトの記事を見て、少しおかしかった。