新たな境地?
イングランド対トリニダードトバゴの試合を観た。
イングランドが押し込む時間帯が続くが、なかなか点が入らない。
後半しばらくしてエリクソン監督が動く。右サイドバックのキャラガーに変わってレノンを投入すると、ベッカムは後ろに下がってしまった。前の右サイドで攻撃するのは専らレノン。
カウンターでピンチのときベッカムが最終ラインでディフェンスしていた。
守備をやらせてもなかなかうまかったのだが、それにしてもどうなってんだ?
レノンはドリブルでガツガツと突っかける。するとその後ろでベッカムがフリーになる機会が増えた。フリーのベッカムならアーリークロスでもピンポイントでゴール前に上がる。精度の高い早めのクロスが上がり始めた頃、やはり早めのピンポイントクロスから倉内が決めた。
思いもよらない作戦だった。見事としか言いようが無い。
二点目のジェラードはまさに芸術弾だった。良い物を見せてもらった。