欲張りと我侭 - 主宰の肝臓日記

今日はトスカーナの会を行った。今日は20代の女性3人と40代以降の男性4人という不均衡な面子だった。

主宰はまたしてもバゲットを買うのを忘れてしまった。会の最初に皆に詫びを入れてパンが食べたい人は食パンを食べるという整理になっていた…、はずだった。

かおる：「あたし、バゲット食べたいなあ。」
主宰：「うるせえよ。」

中略

かおる：「あたし、ごはん食べたいなあ。白米が好きなんです。」
主宰：「うるせ…。」
ユウ：「あたしも食べたい！あたしも白米好きなんです！」
慶子：「あたしも食べたい！」

例によって一蹴しようと思ったらみんなの意見がまとまってしまったので、今日届いたきらら397を急いで炊いて食べた。ユウとかおるには喜んでもらえたようだ。

慶子は食べたいと言っていたにもかかわらず、ほぼすべてを残していた。おなかに入らないのに目だけが欲しがっていたのだろう。やはり欲張りである。だが、今日は欲張りがばれないようにしていたのか、少し遠慮気味だったように思えた。それどころか主宰が先にメインのワインなどを試飲していると、

慶子：「欲張り〜！」

と無茶振りしていた。

(赤)ファットリア・モンテッキオキャンティ 2007 DOCG
美味しい777円だった。これは良い。

(白)ヴィラ・サンタンドレアガンベライア 2009 IGTトスカーナ
土着品種の面白い味がした。

(赤)レ・ローテ "コジーモ" サンジョヴェーゼ 2004 IGTトスカーナ
香りもコクもあってとても良いワインだった。ちょっと甘いかな…。

(白)テッレ・デ・マルケサートエミリオ・プリモ・ビアンコヴェルメンティーノ 2008 IGT
いつも美味い！

(白)バローネ・リカーゾリ "トリチェラ" シャルドネ 2007 IGT
分かりやすかった。O型向けの分かりやすい単純な味。カリフォルニアワインのようだった。

(赤)ヘッケル/メディチ家ボルゲリカベルネ・ソーヴィニョン 2001 DOC
主宰の今日のベスト。適度な酸といい濃すぎない上品なコクといい良いワインだった。

(赤)テッレ・デ・マルケサートタラブーソ 2004 DOC(ボルゲリ)
7年待った甲斐があった。サッシカイアにブラインドで勝つ力強さはさすがだった。今日皆に評判がよかったのはこれ。

欲張りな慶子、ユウ、我儘なかおる、稔、信一、茂呂シェフ、主宰