こぼしました
今日は「マジシャンベルタンの忘年会」を行った。
主宰はいつも飲んでいる酔い止めのサプリを2粒しか持ってきていなかったため、すぐになくなってしまった。いつになく速いペースで飛ばしてしまったのでもう少し飲む必要があったのだが…。
おめでとう!
ルーデュモンのクレマン・ド・ブルゴーニュを美白秘書令子に注いでいたとき、既に酔っ払っていたようで、手が滑ってこぼしてしまった。さらに悪いことに、テーブルに用意してあった塩かけ器(岩塩を砕きながら塩を料理にかけられるやつ=なんて言うんだ?)に酒がかかってしまっていた。
令子:「おめでとう!」
主宰:「はっ!? なにが?」
令子:「この塩が、村松さんにシャンパンかけてもらってうれしいかなと思って…。」
物は考え様だ。A型(令子)らしからぬプラス思考&奇想天外な思考に驚いた。
液体
あまりにも酔っていたように見えたようで英彰が心配してくれた。
英彰:「サプリが無いんでしたらこれ使いますか?」
と言って「ウコンの力」を差し出してくれた。
主宰:「ありがとう。」
と言ってもらった次の瞬間、ウコンの力を蓋を取って手に取る主宰…。錠剤と間違えてしまった。
黄色い液体を当たり一面にこぼしてしまうという信じられないミスを犯してしまった。
今日は最初飛ばして皆さんにご心配をおかけしてしまいました。すみません…。
今日の酒
(赤)ドメーヌ・ユドロ・バイエ ブルゴーニュ・パストゥグラン 2006
パストゥグランにしてこの構造感。堅牢な良い酒だった。何故この蔵の酒の価格が高いのか知りたくて一番安いものを買ってみたが、その理由が良く分かった。
(白)ルー・デュモン サヴィニー・レ・ボーヌ 2004
買い果汁からの醸造とのことだが、日本人向けに洗練された味はさすが仲田氏だ。が、温度が上がると構造の緩さが顔を出し、雑味が勝ってしまった。
(泡)ルー・デュモン クレマン・ド・ブルゴーニュ ロゼ NV
これは旨い! 本当のシャンパンと見紛うミネラル、酸。こちらには非は見当たらなかった。
(赤)ルモワスネ ジヴリ 1999
いちごジャム。
(赤)ドメーヌ・アンリ・フェレティグ シャンボール・ミュジニー 2004
シャンボールとして普通に美味しい。テロワールを忠実にというか、そのまま手を入れていない感じの自然さに好感。
(白)ルモワスネ ムルソー "モーリス・シュヴァリエ" 1998
ムルソーらしい厚みが中心の味だが、酸とミネラルもとても良い印象。熟成感も良い。どこの蔵の作か分からないが、ルモワスネはさすがに良いキュヴェを選ぶ。
(赤)ドメーヌ・サーブル ポマール 2004
フィリップ・パカレはこの蔵の醸造を2002年を最後に退いているが、日本向け輸出のラベルには「Phillippe Pacalet」と書いてある。理由は『売れるから』だそうだ。舐められたものである。
味わいは、所謂「ビオっぽい」味で、パカレっぽい味でもある。評判は良かったが、主宰はあまり好きな味ではないかも…。
(白)ヴァンサン・ジラルダン ピュリニー・モンラッシェ 1er レ・ピュセル 2001
ピュリニーのプルミエクリュの筆頭といわれる畑なので期待していたが、余韻が短く、雑味も多かった。
今年一番の期待はずれ。
(赤)ドメーヌ・ベルナール・デュガ・ピー ジュヴレ・シャンベルタン クール・ド・ロワ 2001
(赤)オスピス・ド・ボーヌ マジ・シャンベルタン "キュヴェ・マドレーヌ・コリニョン" 2001(メゾン・アンリ・ボワイヨ落札)
両者とも美味しかった。マジシャンベルタンの方が畑が優れているのは分かるが、品質はそれに依存している感じがした。
デュガ・ピーは恐らく樹齢が高く、畑の養分、ミネラルをよく吸収しているような生命力が感じられた。
主宰の主観では、デュガピーのほうが美味しかった。価格が高い理由が良く分かった。(けどやっぱり高い…。)
参加者
美白秘書、正美、哲、もろ、英彰、祐亮、奈々子、マヤ、雅治、主宰
写真
右上はメニューに無い、特別デザートのクレープ。
その他の写真はマヤのmixiフォトアルバムに載ってます。
http://mixi.jp/view_album.pl?page=1&mode=photo&id=25886711